更新日: 2022.04.25 年収

年収は同じだけど……お得なのは月給とボーナス、どちらが高い方?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部 / 監修 : 高橋庸夫

年収は同じだけど……お得なのは月給とボーナス、どちらが高い方?
年収は月給とボーナスの総額で決まります。同じ年収額でも、月給は低いがボーナスが高い、逆にボーナスは低いが月給が高いなど、人によってその内訳は違うでしょう。
 
この記事ではそれぞれのメリットとデメリットについて考えてみます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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高橋庸夫

監修:高橋庸夫(たかはし つねお)

ファイナンシャル・プランナー

住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。

ボーナスが高く月給が低い場合のメリット・デメリット

まずは、ボーナスが高く月給が低い場合のメリットとデメリットを考えてみましょう
 

メリット

ボーナスが高い場合のメリットは、仕事に対するモチベーションが上がることではないでしょうか。
 
月給が安いとしてもボーナスが多ければ、次のボーナスまでまた頑張ろうという気持ちがわいてきます。毎月決まった給料をもらうよりも、ボーナスでまとまったお金をもらった方が楽しみが増える、と感じる人もいるでしょう。
 
また、毎日の生活は月給の範囲内で節約し、ボーナスがもらえる月は好きなものを買うことで、生活にメリハリが出るという見方もできます。
 

デメリット

ボーナスが高いものの月給が低い場合のデメリットは、生活が不安定になるリスクです。
 
ボーナスは会社の業績によって変わるため、状況次第では想定よりも低くなったり、最悪のケースではカットされたりといったこともあるでしょう。ボーナスを頼りにして1年間のプランを考えていると、もらえないときのダメージが大きくなります。
 
例えば、ローンでボーナス払いの比重を高くしていると、ボーナスがないときに支払いができなくなるかもしれません。
 

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月給が高くボーナスが低い場合のメリット・デメリット

次に、月給が高くボーナスが低い場合のメリットとデメリットについて考えてみます。
 

メリット

月給が高い場合のメリットは生活の安定感です。
 
会社の業績に左右されるボーナスとは違い、月給は毎月金額が大きく変動するわけではないため、家計の管理もしやすくなるでしょう。ボーナスとは違い、月給は原則減額できませんので、年収が下がりにくいのも強みです。
 

デメリット

月給が高いがボーナスが低い場合のデメリットは、生活にメリハリが出にくいことです。
 
基本的に月給頼りの生活のため、ボーナス特有の「今回はいくらもらえるんだろう?」といったドキドキ感は、あまり味わえないでしょう。世間一般がボーナスの話題でにぎわっているときに、寂しい思いをすることもあるかもしれません。
 
ボーナスをたくさんもらえていれば、特別な出費はすべてそこで支払うといった切り分けができますが、月給がメインであれば、資金計画をきっちり立てなくてはなりません。旅行や買い物などに掛かるお金は、普段の生活費と分けて自己管理しなくてはならないので、無駄遣いをしやすい人は注意が必要です。
 

生活の安定を求めるならボーナスよりも月給が高い方に軍配が上がる

ボーナスが高い場合、月給が高い場合、それぞれを比較しましたが、どちらの方がよいかを断定をするのは難しいです。ボーナスが高い方が、楽しみが増えるし仕事へのやる気が出る、という人も多いかもしれません。しかし、月給が高い方が、生活を安定させられるでしょう。
 
不確定な要素を減らし、確実に生活の計画を立てたいのであれば、月給が高い給与形態の方がよいかもしれませんね。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:高橋庸夫
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