【自給自足】農業を仕事にしたい! 年収が高い作物は?

配信日: 2022.04.26

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【自給自足】農業を仕事にしたい! 年収が高い作物は?
農業を仕事にして、自給自足の生活をする。そんな生活に憧れを持っている方もいるのではないでしょうか?
 
しかし農業といっても種類が多く、野菜や穀物、果物や花を栽培することから家畜の飼育をする畜産農業までを入れると、さまざまな農産物が生産されています。その中で、これから農業を仕事にすることを想定して、高い年収が見込める作物はいったい何なのか、それを今回は調査してみました。
FINANCIAL FIELD編集部

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農業の種類をご存じですか?

農産物を生産する農業は、田畑を耕して植物を育てる耕種農業と動物を飼育する畜産農業の2種類から成ります。耕種農業で作られる農作物は、米や麦などの穀物や大豆などの豆類、畑で作る野菜や木に実る果物、植物などの花きがあります。
 
そして耕種農業は、外で栽培される露地栽培と、ビニールハウスや温室などの屋内で栽培される施設栽培のふたつの栽培方法が選択できます。畜産農業で育てられる動物は牛や豚、羊や鶏などがあり、生産されるものは、食肉や卵、乳などです。また畜産には、養蜂や養蚕も含まれています。そして意外なところでは、犬や猫などのブリーダーも、ペット用の飼養なので畜産にあたります。
 
農業を始めるには、農産物を作る土地や初期投資が必要となります。そして、その初期投資の金額はどんな農業をするかによって全く違うのです。耕種農業も畜産農業も、まず農業をする土地を探さなければなりません。そして設備や必要な機具の準備も必要です。
 
それらも考慮して、これから農業を始めるのであれば、就農しやすい耕種農業で作られる作物から、年収の高いものを挙げてみます。
 

年収の高い作物3選

年収を算出するにあたり、農家の規模などに左右されないように、作付面積10メートル×10メートルの100平方メートルあたりで収穫される量で計算した年収になっています。
 

・1位ミニトマト(施設栽培)202.8万円

ミニトマトは、1本の木に鈴なりに実がなるので、面積当たりの収穫量が多いのが特徴です。施設栽培をすることで、季節に関係なく1年中収穫することができます。そして、ミニトマトは人気のある野菜なので、新しい品種も次々と開発されており、さまざまな色のミニトマトや甘みの強いフルーツトマトなど、高単価の品種を栽培することも可能です。
 

・2位バラ(施設栽培)194.2万円

バラは花色も豊富で品種も多数あり、観賞用だけにとどまらず、食用の品種なども開発されており、さまざまな用途に使える花です。年間を通して需要も高く、品種にもよりますが1本あたりの単価は高めです。
 

・3位イチゴ(施設栽培)189.8万円

イチゴは、1本の株からたくさんの実が次々と収穫できる果物です。品種も多数あり、施設栽培で1年中収穫することができます。そしてイチゴは、クリスマスや桃の節句、春のイチゴ大福の時期など、季節ごとに需要がある人気の果物といえます。
 

年収が高い作物の特徴は?

年間を通して収穫のできる施設栽培は、露地栽培では収穫できない時期にも収穫することができるので、露地栽培が販売されない時期には高単価での販売が見込めます。そして、ミニトマトもバラもイチゴも市場で人気の作物です。市場で人気のある作物を、年間を通して安定して収穫することができれば、高年収も見込めるのではないでしょうか?
 

出典

農林水産省 2007年品目別経営統計
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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