更新日: 2022.06.15 年収

【アンパンマン】「ジャムおじさん」の年収って? 仕事はパン作りだけじゃない?

【アンパンマン】「ジャムおじさん」の年収って? 仕事はパン作りだけじゃない?
ジャムおじさんといえば、「それいけ! アンパンマン」に登場するパン職人のおじさんです。アンパンマンをはじめ、カレーパンマンやメロンパンナの生みの親でもあります。
 
いつもパン工場で仕事をしていますが、実は仕事はパン作りだけではなく、他の料理も上手ですし、アンパンマン号などのメカを作る科学者・研究者としての顔も持っているのです。
 
そんな多才なジャムおじさんの年収は一体どのくらいなのかを推定してみました。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ジャムおじさんの年収を推定!まず、パン職人の年収は?

まず、ジャムおじさんが「パン職人」であることから年収を推定してみましょう。一口にパン職人といっても、パン屋のパート・アルバイトから正社員、店長までさまざまな形態がありますが、その全てを「パン職人」とひとくくりにし、厚生労働省の「平成28年賃金構造基本統計調査」からパン・洋生菓子製造工の収入を割り出してみますと、その年収は約321万8900円です。
 
ジャムおじさんの場合、全て手作りではありますが、パン工場を経営し、作ったパンの配達までしており、多忙な働き方が垣間見られます。つまり、自営業でパン工場を経営している店主ですから、パン・洋生菓子製造工の平均年収よりは高めの370万円くらいと推定できるのではないでしょうか。
 

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仕事はパン作りだけじゃない! 科学者・研究者の年収は?

ジャムおじさんはパンや料理作りの名人というだけではなく、パン工房まで備わった乗り物「アンパンマン号」、その他の車両・船舶・飛行機などの乗り物、カビ取りマシーンのような便利道具を作ることもあります。つまり、科学者・研究者やメカニックのような仕事もしているのです。
 
そこで、科学者・研究者の平均年収を調べてみましょう。科学者・研究者といっても働く場所や立場はそれぞれです。厚労省の「平成28年賃金構造基本統計調査」によりますと、大学教員になれば1000人以上の大規模の大学なら平均年収は1134万円に上ります。
 
民間企業で研究職や開発職として勤務すれば、年収は400~500万円程度のことが多いです。こちらは特に他の業種と比べて、ことさら高額というわけでもありません。
 
ジャムおじさんの仕事は大学教授のようなイメージはありませんが、それほどのポテンシャルを持っているといえます。ジャムおじさんがその気になれば、年収1000万円も夢ではありません。パン職人の片手間にやっている規模感であれば、年収400万円でも決して安い収入とはいえないでしょう。
 

結局、ジャムおじさんの年収はどのくらい?

多彩な才能を持つジャムおじさんですが、これまでの年収統計からみてどのくらいの年収を得ていると考えるべきでしょうか。ジャムおじさんはパン工場の工場長ですから、年収は370万円程度、それにプラスして研究者としての収入が400万円程度あってもおかしくないといえます。つまり、年収は770万円程度ということになるのです。
 
ここまで現実的に考えてきましたが、結局のところ「アンパンマン」は子供向け絵本の世界に生まれたファンタジーです。しかも、ジャムおじさんは(バタコさんも)実は妖精で人間ではないという設定があります。あまりに現実的な収入を得ていると考えるのは、ちょっと夢のない話になってしまうのかもしれません。
 
物語の中でも、お腹をすかせた人にパンを与えるなど商売っけはなく、乗り物の修理をしてもガツガツと請求書を書いている様子もなさそうです。ジャムおじさんは稼ごうと思えば稼げる能力を持ちながら、お金のために働いているのではなく、みんなが美味しいと言って食べてくれるその笑顔のために働いているのでしょう。
 

ジャムおじさんは実は高給取り?

ジャムおじさんはパン職人であり、一般的には年収が高い仕事とはいえません。しかし、科学者・研究者としての能力を活かせば十分高給取りになれるポテンシャルがあります。自分の生活に余裕がなく貧しければ、他人に親切にすることなどできません。ジャムおじさんの優しさは、いつでも稼ぐことができる自信ゆえのものなのでしょう。
 

出典

アンパンマン公式ポータルサイト ジャムおじさん
厚生労働省 平成28年賃金構造基本統計調査結果の概況
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部