更新日: 2022.07.22 年収

【食いねぇ!】寿司職人は1人立ちまで何年かかる? 年収はいくら?

【食いねぇ!】寿司職人は1人立ちまで何年かかる? 年収はいくら?
職人の世界は、一人前になるのに時間がかかるとよくいわれます。職人の中でも日本の食の世界で注目されるのが寿司職人ではないでしょうか。寿司職人が一人前となり自分の店を構えるまでに何年かかるのか気になる人も多いでしょう。
 
ここでは、寿司職人が修行に費やす年月と年収について解説します。寿司職人を目指している人はもちろん、自分の店で寿司職人を雇いたいという人も参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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寿司職人になるには10年かかる?

寿司の世界には、「飯炊き3年、握り8年」という言葉があります。「シャリ炊き3年、合わせ5年、握り一生」という言葉もありますが、これらが示すのは、それなりの寿司を握れるようになるまでには、最低でも10年ほどは必要になるということです。その間は修行期間として働くことになるため、あまり多くの収入を得ることは難しいでしょう。
 
寿司は日本の伝統食ではありますが、寿司職人という特別な資格や免許があるわけではありません。言い換えれば、寿司を握る修行をしていない素人が寿司店を構えることも可能なのです。独り立ちという意味では完全に個人の自由であり、開店資金さえ用意できれば誰でも寿司屋をオープンすることができるでしょう。
 
ただし、寿司屋を開いたからといって、必ずしも多くの客が入るわけではありません。ある程度修行を積んで技術を身につけていなければ客はつかず、多くの利益や収入を得ることは難しいでしょう。
 
暖簾分けで独立する場合には、基本的に修行元の許可が必要です。その場合には、やはり10年以上の修行は必要になるでしょう。腕によっては10年未満で暖簾分けを許される可能性はありますが、それでも2年〜3年という短期間で独り立ちし安定した収入を得ることは困難です。
 

寿司職人の平均年収は低い?

2022年7月に求人ボックスに掲載された求人情報を元に算出した、正社員として雇用されている寿司職人の平均年収は418万円です。国税庁の行った令和2年の「民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均給与は年間で433万円のため、日本の平均年収と比較すると15万円ほど低い結果となっています。
 
ちなみに、同じく求人ボックスのデータによれば寿司関連のアルバイトやパートの平均時給は1099円です。寿司職人というよりも、回転寿司などで働く人たちの時給がこの程度の水準であると考えるとよいのではないでしょうか。
 

・寿司職人の平均年収が低い理由

寿司職人は修行時代が長く、その期間はあまり多くの給与を受け取れない傾向があります。これが寿司職人の平均年収が日本人全体の平均年収よりも低くなっている理由の一つでしょう。
 
また、現在では寿司の作り方もマニュアル化あるいは自動化しているところも少なくなく、純粋な職人を雇っている企業ばかりではありません。そこまで高い技術が必要なくても寿司職人としての仕事ができる職場が増えていることから、年収が上がりづらくなっている可能性も否定はできません。
 

・寿司職人の年収を左右する要素とは

求人ボックスの同データでは、年収630万円以上の寿司職人もいます。一流ホテルや旅館、高級寿司店などで雇用されている人は、年収が高い傾向にあります。実際に求人ボックスのデータでは、ホテルに勤務している寿司職人の年収は462万円と、平均よりも高水準です。
 
修行年数に加え、勤務先によっても寿司職人の年収には大きな差が出ると考えられます。一方で、独立し店が繁盛すれば、このようなデータにかかわらず収入を上げていくことができるでしょう。
 

寿司職人は腕を磨くことで年収もアップする

寿司職人は、長い年月をかけて修行することで腕を磨き、その腕でお客の舌と心を掴む仕事です。数ヶ月で基本をマスターできるスクールなどもありますが、高収入を目指すとなると、やはり一流店などで10年ほどの修行は必要になってくるでしょう。腕が上がり独立を果たすことができれば、600万円以上の年収も目指せる世界といえるのではないでしょうか。
 

出典

求人ボックス 寿司職人の仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)
国税庁 令和2年分民間給与実態統計調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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