更新日: 2022.07.31 年収
「占い師」は特別な力がなくてもなれる?必要な資格や年収について解説!
そんな占い師には、どのようにすればなれるのでしょうか。特別な力や資格などが必要なのでしょうか。また、占い師としての年収はどれぐらいあるのでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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占い師になるには
占い師になるには、まず占いを学ぶ必要があります。その方法としては、占いの学校や教室に通ったり、占い師に弟子入りしたりして学ぶことができます。それ以外にも、通信講座や本などを使って独学です勉強する人もいます。
・占い学校で学ぶ
学校で学んだ場合は、卒業後の進路や就職先の斡旋などのサポートをしてくれることもあるので、占い師になる道筋がつながっているともいえます。
しかし、プロの占い師を育成できるしっかりした占い学校は少ないので、よく見極めて探す必要があります。また占い学校はどこにでもあるわけではないので、居住している地域によっては入学するのが難しい人もいるでしょう。
・占い師に弟子入りして学ぶ
弟子入りした場合は、実際の占い師の仕事を間近で見て学ぶことができます。占いを習得できれば、師匠からの斡旋で占い師としての仕事を得ることができる場合もあります。ただし、弟子入りさせてくれる占い師を探す大変さと、マンツーマンで学ぶことの大変さはあるでしょう。
・独学で占いを学ぶ
通信講座などを利用することもできますが、基礎知識を得るために専門書や占いに関する書籍などを読んで学ぶことが多くなります。時間に縛られないので、自分で自由に学ぶことができますが、根気よく勉強できないと習得するのには時間がかかります。
そして、占い師になるために頼れるツテがないので、自分で仕事を探したり、さまざまなコンテンツを使ってアピールしたりしなければならないという大変さもあるでしょう。
占い師に必要なもの
霊感などの特別な力はなくても占い師になれます。それよりも大切なのは、コミュニケーションスキルではないでしょうか。占いに来た人の気持ちを察したり、話を聞き出したり、こちらの伝えたいことを的確に伝える力などが必要であるといえます。そして、資格も必要ありません。
ただし、パームリーディングアドバイザー(手相に基づく占いの資格)や風水鑑定士など、何の占いを習得するかにもよりますが、資格が認定されるものもあります。それ以外にも、心理カウンセラーやセラピスト、ファイナンシャルプランナーの資格などを持っている占い師もいます。
占い師の年収
何の占いをしているのか、活動している地域はどこなのか、などによっても差は出ますが、一般的な占い師の平均年収はおおよそ200~300万円くらいとされています。
会社に所属して固定給で占い師をしていたり、完全歩合制だったり、副業で占い師をしていたり、占い師としての働き方もさまざまあります。占いの館やカフェなどでの占いの他、電話やメール、チャットやSNSにフリマアプリなど、直接対面して占わない方法もたくさんあります。
また、東京の占いの館では、ナンバー5に入れば年収500~800万円くらいになるといわれています。会社に所属して、電話占いなどで一日中待機可能な人などは、月100万円以上稼ぐ場合もあります。
「誰もがなれる」けれど、「誰でも」はできない占い師
占い師になることは難しくありません。それは、特別な力や資格が必要ないからです。しかし、人気が出て稼げる占い師になるのは大変です。占いの勉強を続けていくことも大切ですし、コミュニケーションスキルが必要とされるからです。
しかし、今では対面することなく、さまざまな方法で占いをすることができるので、都会と地方での仕事量や収入の格差は少なくなっているのではないでしょうか。
しかし、平均年収の計算には、テレビや雑誌で取り上げられるような人気占い師がもらっている年収も反映されているので、実際にはほとんど稼げていない占い師がたくさんいることも、念頭に置いておかなければなりません。
出典
Indeed 【占い師になるには】仕事内容と年収
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部