【世界長者番付】1位は「イーロン・マスク」2位は「ジェフ・ベゾス」じゃあ、3位は？

「世界長者番付2022」が2022年4月に発表されました。番付1位は、ツイッターの買収でも話題となった、米EVメーカー・テスラのCEOであるイーロン・マスク氏。
 
2位は米ECサイト大手のアマゾン創業者で、現会長のジェフ・ベゾス氏。この2人は、ニュースでもよく見聞きする名前ですが、3位には「ベルナール・アルノー」という聞き馴染みのない名前がランクインしています。本記事では、このベルナール・アルノー氏について、どんな人物かを掘り下げて解説します。

番付1・2位の資産額

「世界長者番付2022」で1位と2位になった人物の資産額も、それぞれ確認しておきましょう。
 

イーロン・マスクの資産

イーロン・マスク氏は、今回の世界長者番付で初めて1位となりました。
 
2022年のマスク氏の保有資産額は2190億ドル（1ドル＝140円換算で約31兆円）でした。マスク氏の21年の資産額は1510億ドルで番付2位でしたが、1年で資産が約45％増加しました。マスク氏は、EVメーカー・テスラの他、宇宙開発企業のスペースX、SNS企業のツイッターなど、数々の企業を創設または所有しています。
 

ジェフ・ベゾスの資産

次に、世界長者番付で2位となったジェフ・ベゾス氏の資産額についても見ていきます。2022年のベゾスの保有資産額は1710億ドル（1ドル＝140円換算で約24兆円）でした。ベゾス氏は、ECサイト大手のアマゾン元CEO・現会長の他、宇宙開発企業ブルーオリジンのCEOも務めています。
 
ベゾス氏の資産額は21年に1770億ドルでしたが、19年に離婚したことで、保有していたアマゾン株の4分の1を元妻に引き渡しました。これにより、資産額が大きく目減りしたと考えられています。