更新日: 2022.12.27 年収

「一生遊んで暮らしたい!」実際そのためにはいくら必要? 最低限の生活でも「1億1700万円」必要という結果に!

「一生遊んで暮らしたい!」実際そのためにはいくら必要? 最低限の生活でも「1億1700万円」必要という結果に!
宝くじが当たったり、小説や漫画が売れたりして大金を得ることを「一生遊んで暮らせる金額が手に入った」と表現することがありますよね。しかし、実際「一生遊んで暮らせる金額」とはいくらなのでしょうか。
 
この記事では、1ヶ月当たりの消費支出を基に生涯にかかる金額を算出します。余裕を持って暮らせる金額についても、具体的な生活を例に挙げながら紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

1ヶ月当たりの消費支出はどれくらい?

「一生遊んで暮らせる額」といっても、家族構成によって毎月の支出は大きく変わります。ここでは、単身世帯にスポットを当ててみていきましょう。総務省が2021年に発表した「家計調査 家計収支編」では、単身世帯の1ヶ月当たり消費支出の平均は15万5046円となっています。
 
内訳としては、食費が3万8410円、住居費が2万2126円、交通・通信が1万8856円、教養・娯楽が1万7106円、光熱・水道が1万1383円です。この調査では持ち家率が56.1%と高く、住居費の平均値が低くなっていますが、賃貸・ローンの場合は6~10万円程度が必要です。
 

【PR】おすすめの住宅ローン

auじぶん銀行

au-bank
おすすめポイント

・がん診断保障に全疾病保障を追加
・住宅ローン人気ランキングNo.1!

変動
0.179 %

※住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
※新規借入れ
当初10年固定
%

※当初期間引下げプラン
当初20年固定
%

※当初期間引下げプラン
詳しくはこちら

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます

・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

生涯にかかる金額は?

厚生労働省が発表した「令和3年簡易生命表」では、日本人男性の平均寿命は81.47年、日本人女性の平均寿命は87.57年となっています。今回は85歳まで生きると仮定して、生涯にかかる金額を算出します。20歳で単身世帯になったとすると、65年間は暮らしていけるお金が必要です。先ほどの総務省の調査では単身世帯の1ヶ月当たり消費支出の平均は15万0506円でした。
 
よって、1ヶ月当たりの消費支出×12ヶ月×65年で生涯にかかる金額が求められます。この計算式に当てはめると、約15万円×12ヶ月×65年=1億1700万円となります。
 
つつましやかな生活を続けるのであれば、20歳で1億1700万円が用意できればよいのですが、住居費は月2万円、教養・娯楽は月1.5万円程度に抑えなければなりません。持ち家がないと、毎月15万円で暮らすのは少し厳しいかもしれません。
 

一生遊んで暮らせる金額は?

「一生遊んで暮らせる」といっても、毎晩のように友人と豪遊したり、毎月のようにビジネスクラスで海外に行ったりしては、何億円あっても足りません。ここでは、「一生遊んで暮らせる指標」として、「月50万円の教養・娯楽費」をプラスしてみます。
 
単身世帯で最低限の生活費に追加で月50万あれば、都心でも豊かな暮らしが可能でしょう。20歳で単身世帯になり、85歳まで生きると仮定すると、50万円×12ヶ月×65年=3億9000万円となります。
 
生涯にかかる金額である1億1700万円に3億9000万円を上乗せすると、5億700万円です。「1ヶ月当たりの消費支出:15万円」に「余裕を持って暮らせる金額:50万円」を追加した金額で一生遊んで暮らせるとすると、約5億円が必要です。
 
よりぜいたくな暮らしがしたければ、教養・娯楽費をさらに増やして100万円にしてみましょう。100万円×12ヶ月×65年=7億8000万円となり、1億1700万円に7億8000万円が上乗せされた8億9700万円が必要です。
 

一生遊んで暮らすためには

一生遊んで暮らすためには、お金があればあるほどぜいたくな暮らしができます。平均的な支出に加えて、毎月50万円の教養・娯楽費を使いたければ、20歳の時点で5億円程度が必要です。大金を手にした人の中には、資産運用を始める人も多くいます。高利回りの金融商品で運用することができれば、資産を維持しながら豊かな生活を送ることも夢ではありません。
 

出典

総務省 家計調査(2021年) / 家計収支編 単身世帯 詳細結果表

厚生労働省 令和3年簡易生命表の概況

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集