更新日: 2023.02.09 年収

50代で「年収460万」の男性、平均年収と比べて高い? 低い?「年収アップ」のためにすべきこととは?

50代で「年収460万」の男性、平均年収と比べて高い? 低い?「年収アップ」のためにすべきこととは?
自分の年収が、同年代と比較してどの程度のものか、気になる人は多いでしょう。50代の男性で年収「460万円」は、果たして高いのでしょうか、それとも低いのでしょうか。
 
本記事では、全世代の平均年収とともに50代の年収事情について、性別ごとのデータも含めて解説。また、50代から年収をアップさせるためにすべきことについても紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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平均年収はいくら?

まず、自分と同じ年代や性別の人がどの程度の収入を得ているのかを把握しておきましょう。ここでは、全世代の平均年収と50代の平均年収についてまとめます。
 

・全世代の平均年収

国税庁のまとめた「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者の平均年収は443万3000円でした。男女別では、男性が545万3000円、女性が302万円となっています。年収460万円の場合、日本の給与所得者の平均年収よりは高いものの、男性に限ってみれば、80~90万円ほど低いことになるでしょう。
 

・50代の平均年収

つづいて、50代の平均年収です。同調査では50代を「50~54歳」と「55~59歳」のカテゴリーに分類しています。50~54歳の給与所得者の平均年収は520万1000円です。男女別では、男性が663万6000円、女性が328万円となっています。55~59歳の平均年収は529万円です。
 
男女別では、男性が686万6000円、女性が315万5000円というデータが出ています。50代で年収が460万円の場合、平均と比べても低いといえるでしょう。特に、50代の男性の平均年収と比較すると200万円以上も低いことになります。
 

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年収アップのためにすべきこと

50代で年収460万円にとどまっている人は、このまま何もしなければ年収も上がりづらいと予想されます。ここからは、50代からでも積極的に取り組むべき年収アップのための行動を紹介しましょう。
 

・転職

業界や職種により平均年収は大きく異なります。年収の高い業界や職種への転職も一つの方法です。ただし、特別なスキルや経験がなければ逆に年収が落ちる可能性も否定できません。現在の勤め先を辞めず、年収アップの可能性を探りながら転職活動を進める必要があります。よい企業や自分のキャリアを認めてくれる企業と出会えれば、年収アップへとつながるでしょう。
 

・時間外労働

転職が難しいのであれば、現在の職場で積極的に時間外労働に励むのも年収アップの一つの方法となりえます。労働時間は長くなるものの、確実な収入アップの方法となるでしょう。
 

・副業

残業や休日出勤等が少ない、あるいは、そもそも認められていない企業に勤めている場合は、空いている時間で副業を始めましょう。これまで培ってきた技術が活かせる副業があれば即収入につながりますが、新たなことにチャレンジしても構いません。
 
アルバイトを始めてもよいですし、インターネットを有効活用しお小遣い稼ぎ程度からスタートしてもよいでしょう。少しずつ収入を増やすことで、トータルの年収アップへとつながります。
 

・スキルや資格の獲得

50代からでも獲得可能なスキルや資格は多々あります。それらを得たうえで転職や副業へと活かすのもよいでしょう。資格取得により手当が支給される企業に勤めているのであれば、チャレンジしない手はありません。
 

50代からでも平均年収のアップは可能


 
50代男性で年収が「460万円」の場合、同年代の給与所得者と比べてもあまり高くなく、同年代の男性と比べると200万円ほど低いというデータがあります。しかし、50代からでも年収アップは可能です。転職や副業、スキルや資格の獲得は、年収アップを実現させられる可能性を秘めています。
 
このままでは年収アップが望めないのであれば、年齢や現在の立場にとらわれることなく、自ら積極的に動き始めることが重要です。
 

出典

国税庁 令和3年分民間給与実態統計調査調査結果報告
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部