1人暮らし「年収350万円」だけど生活が苦しい…「家賃」「食費」「光熱費」どんな支出を減らすべき?

配信日: 2023.03.09

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1人暮らし「年収350万円」だけど生活が苦しい…「家賃」「食費」「光熱費」どんな支出を減らすべき?
大学卒業後などに初めて1人暮らしをした場合、想像していたよりも支出が多くて生活が苦しいケースも多く、毎月の生活費で給料がほとんどなくなってしまう人も少なくありません。20代の平均給与は約313万円で、この中から税金や社会保険料の支払いもおこないます。
 
そこで本記事ではどんな支出を減らせば、生活に余裕を持たせられるかについて解説するので参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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どうしても支払いをしなければならない支出がある

1人暮らしであっても実家暮らしであっても、働いていると所得税や市町村民税などの各種税金・国民年金保険料や厚生年金保険料・健康保険料は支払わなければなりません。この部分は個人の努力で減らすことはできず、給料は基本的に各種税金と社会保険料を差し引かれた分が手取り金額として支払われます。
 
この手取り金額の中から、生活を送るうえで支払わなければならない支出として家賃・水道光熱費・通信費・食費などがあります。しかし、これらは努力すればある程度は減らせるため、自身の行動次第では毎月の生活に余裕を作ることができます。
 

家賃

毎月生活する中で必要になるのが家賃ですが、家賃は住んでいる地域によって違いがあります。地方では数万円程度の家賃でも広くてきれいな物件もありますが、都心部では数万円程度では築年数も古く手狭な物件が多いといえます。家賃は給料の3分の1以下に抑えるのが理想とされますが、手取り給料が少ない場合は3分の1でも負担が大きいケースも少なくありません。
 
セキュリティ面や駅までの距離などさまざまな条件を検討して物件を選択しますが、家賃は毎月決まった金額を支払う必要があるので負担にならない範囲で選ぶ必要があります。初めての1人暮らしではどれくらいの負担になるかはまだわからないため、給料の4分の1程度の家賃に収めるなどの工夫も必要です。
 

水道光熱費

電気や水道は日常生活に欠かせないもので水道光熱費も毎月支払いが発生しますが、こまめに電気を消したり、水道をこまめに止めたりするだけで節約効果があります。
 
他にも電気代であれば電球をLED電球に交換する・最初に購入する機器を使用電力が少ない省エネ機器にするなどがおすすめです。LED電球に交換するだけで85%以上の節電になるケースもあるため、中長期的に1人暮らしをするなら部屋全体を省エネ仕様にしても良いでしょう。
 

通信費

通信費には携帯料金などが含まれていてプラン見直しやキャリア変更をすれば、通信費を大きく抑えられるケースも多いです。通信費は思っているよりも負担が大きいため、1人暮らしをして生活が苦しいなら見直しをするべきでしょう。
 
また、プラン見直しやキャリア変更しても通信料が変わらないと思うなら、家を探す際にWi-Fiが無料で付いている物件にして通信料を抑えるなどの方法も挙げられます。
 

食費

食費もある程度即効性がある支出削減項目といえますが、あまりにも無理して食費を削りすぎると健康面に悪影響が起こる可能性もあります。
 
基本的な考え方としてはコンビニなどの使用を少なくしたり、外食に行く回数を減らしたりするだけでも食費は抑えられます。自炊する習慣を身に付ければ食費を抑えられるのに加えて、自身でメニューを工夫し健康面にも気を付けられるようになるでしょう。
 

まとめ

1人暮らしをしていると支出がどうしても多くなって生活が苦しくなるケースが多く、支出を少しでも減らせるようにさまざまな工夫が求められます。
 
その中でも家賃・水道光熱費・通信費・食費などは中長期的に必要になるため、自分の生活が厳しいと感じているなら支出を見直してみましょう。
 

出典

国税庁 令和3年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-
経済産業省エネルギー庁 機器の買換で省エネ節約
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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