更新日: 2023.04.24 年収

【夢は数億円】野球選手の年棒や生涯年俸はどれくらい?

【夢は数億円】野球選手の年棒や生涯年俸はどれくらい?
日本のプロ野球は絶大な人気を誇っているだけでなく、高校野球や大学野球・社会人野球でも熱心なファンがいて全国大会が開かれるなど日本を代表する強豪スポーツです。子どものころからプロ野球選手になるのを目標として、毎日練習に励んでいる選手も少なくありません。
 
プロ野球選手になって一流選手になれれば、年収は数億円になるのも現実的です。本記事ではプロ野球選手の年俸や、生涯年棒について解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

プロ野球選手の最低年棒は?

プロ野球選手には最低年棒が設定されていますが、選手個々の契約内容や一軍の在籍期間によって異なるのが特徴です。例えば一軍に1年間帯同した場合の最低年棒は1600万円ですが、二軍に1年間いた場合は最低年棒は440万円です。しかし、育成選手契約を交わしている選手は最低年棒が240万円であり、育成選手は「支配下選手契約」を勝ち取ることが先決です。
 
一軍に1年間帯同できる選手になることが年棒アップのためには必要ですが、年棒440万円の選手でも一軍に1年間帯同できれば年棒は1600万円までは最低でも引き上げられます。いきなり一軍で活躍できればそのシーズンは440万円からでも、契約更改により翌年は数千万円の年棒になる可能性があります。
 

公式サイトで申し込み

【PR】みずほ銀行カードローン

mizuho

おすすめポイント

・<金利年2.0%~14.0%
・ご利用限度額は10万円から最大800万円
・さらに入会金・年会費は無料!24時間、WEB申込受付中!

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 年2.0%~14.0%※1 最短当日
融資まで 来店
最短当日 -
※1 住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

プロ野球選手の平均年俸・生涯年俸

プロ野球選手の平均年俸は日本プロ野球選手会によって発表されており、日本プロ野球選手会の会員支配下選手の年棒総額は310億8990万円でした。平均年俸は4312万円、中央値年俸は1500万円になっているため、平均年棒と中央値年棒は大きな開きがあることがわかります。
 
実際にプロ野球選手は個人個人の年俸には大きな違いがあるといえ、スター選手であれば数億円の年棒をもらっていても、ルーキーなど若手選手であれば最低年棒の440万円をもらっているでしょう。
 
平均年棒や中央値だけを見て考えるとプロ野球選手はかなりの高給取りといえますが、実際には年棒格差は大きなものがあります。プロ野球選手の中にはプロ入りしてからほとんど一軍に帯同できず、そのまま解雇されてしまうケースも少なくありません。例えば、ドラフト下位で入団して最低年棒の440万円をもらっていたとして、5年で解雇された場合は2200万円が生涯年棒になります。
 
一方で球団の顔と呼ばれるスター選手になれば、年棒数億円での複数年契約を結ぶケースもあるため、一般的なサラリーマンの生涯賃金を数年で稼ぐケースも多いです。FA(フリーエージェント)権を行使した選手であれば、複数球団からの交渉を受けて数億円で複数年契約したという例もあります。
 

活躍できなければ年俸は下がる

プロ野球選手は毎年の成績などを参考にして年俸が決定されるため、年棒に見合った活躍ができていないと判断された場合には年棒は下がるのが一般的です。ただし、「日本プロフェッショナル野球協約」には、年俸は選手の同意なく下げられる金額は限界が決められており、選手が税金などを支払えるように一定以上の減額は認められていません。
 
基本的なルールとして年俸が1億円を超えている選手は40%まで、年棒が1億円以下の選手は25%までが減額制限として定められています。ただし、選手の同意がある場合はルール上99%の減額も問題ありません。過去には1億円以上の減額を受け入れたケースもありました。
 

まとめ

プロ野球選手は大きく活躍ができれば年棒が数億円になるのも夢ではなく、生涯年棒が10億円以上になった選手も数多くいます。しかし、プロ野球選手全員が全員数億円をもらえるわけではなく、反対にほとんどのプロ野球選手は数百万円程度の年棒が多いです。
 
良い部分だけでなく、一流選手の陰には夢半ばで去っていった選手もたくさんいるとは思いますが、ここまで稼げるとなれば夢が膨らみますね。
 

出典

日本プロ野球選手会 年俸調査を発表しました
日本プロ野球選手会 日本プロフェッショナル野球協約2022
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集