更新日: 2023.04.24 年収

「40歳夫婦と子ども2人」の場合、食費は1ヶ月どのくらい? 無理のない節約方法は「子連れでスーパーに行かない」こと?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

「40歳夫婦と子ども2人」の場合、食費は1ヶ月どのくらい? 無理のない節約方法は「子連れでスーパーに行かない」こと?
日々の食事は生きていくうえで欠かせないものだからこそ「毎月の食費は多いのか少ないのか」が気になることも多いかもしれません。もちろん家族構成や年齢、食べる量などによって変化しますが、支出全体にかかる食費の目安や平均的な金額を把握することで、家計改善や定期的な状況確認もしやすくなると考えられます。
 
そこで本記事では、40歳の会社員で妻と小学生の子どもが2人いる家族を想定し、1ヶ月にかかる食費は平均どのくらいなのか、無理のない節約方法はあるのか解説します。
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家族4人の平均的な食費は8万円?

総務省統計局が発表した「家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要」によると、2人以上の世帯の消費支出の月平均額は約29万円、そのうち食費は約8万円です。
 
このうち外食費は同じく総務省統計局の家計調査(家計収支編)の二人以上世帯の時系列データでは、2022年(令和4年)は年間14万7655円となっています。
 
月単位では約1万円ですから、自炊等にかかる分は約7万円という計算になります。
 
もし、週1回ランチタイムに家族全員で外食をすると、1回あたりの昼食代が家族全員で4000円かかれば1ヶ月で1万6000円となるので、外食費は場合によっては2万円近くかかることも考えられます。
 

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食費は今後増える可能性が高い

子どもが現在小学生であれば、これから「育ち盛り」といわれる年代に入って食べる量が増える可能性があります。仮に外食を全てやめて自炊に切り替えたとしても、学校や部活動などで弁当を持っていく機会も増えて、結果的に食費はあまり変わらないことも考えられます。
 
そのため、食費全体で8万円から10万円くらいがかかると考えておいたほうがいいかもしれません。では、40歳会社員の場合、収入に対して食費はどのくらいの割合を占めるのでしょうか。
 
国税庁が公表している「令和3年分民間給与実態統計調査」の「年齢階層別の平均給与」によると、40歳から44歳の男性平均は584万円となっています。
 
手取り収入は額面の75%と仮定すると438万円、月単位では36万5000円です。食費として10万円かかると「収入の約28%を使っている」計算になります。
 

無理のない節約方法

食費はかけると際限なく増える可能性があり、家計のやりくりをするうえでも無理のない節約をすることは大切です。具体的にどのような方法があるのでしょうか。外食を減らす方法以外で検討したい3つの方法を紹介します。
 

子どもと買い物に行かない

小学生の子どもと一緒に買い物をするとお菓子やおもちゃなどをねだられて出費が増える可能性があります。実際は毎回子どもを連れずに買い物に行くのは難しいかもしれませんが、できる限りひとりでスーパーなどに行くことをおすすめします。
 

冷凍保存でフードロスを減らす

安いからといった理由で「まとめ買い」をしすぎないように注意しましょう。
 
「いつか使うかもしれない」といった理由で食材を買いすぎてしまい、結局は鮮度が落ちて使い切れずに廃棄してしまうパターンも少なくありません。野菜や肉など冷凍保存できるものは、買い物から帰ってきたら小分けして適切に保存するのもおすすめです。
 

冷蔵庫の中身や食材の保管状況を把握する

買い物に行く前は、冷蔵庫の中身や食材の保管状況を確認しましょう。同じものを複数買って使い切れずに処分するリスクや、買うのを忘れてしまうリスクを減らすためです。現状把握をすることは、食材そのものだけでなく食費の管理や見直しのためにも欠かせません。
 

まとめ

本記事では、40歳の会社員で妻と小学生の子どもが2人いる家庭を想定して、1ヶ月にかかる食費はどのくらいになるのか、無理のない節約方法を解説しました。家庭の状況はそれぞれ異なるので、平均的な数字が全てではありません。ただし食費は必ず発生するものなので、現状を把握しながら無理のない範囲で節約してメリハリをつけていきましょう。
 

出典

総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要

総務省統計局 家計調査(家計収支編)時系列データ(二人以上の世帯の支出金額)

国税庁 令和3年分民間給与実態統計調査

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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