更新日: 2023.05.02 年収

プロ野球でポジション別でみれば、どこが年棒が高い?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

プロ野球でポジション別でみれば、どこが年棒が高い?
野球は九つのポジションから成り立っているスポーツですが、プロ野球選手のポジション別でみれば、どこのポジションの年俸が高いのか、気になりませんか?
 
プロ野球全体をみれば、各ポジションにスター選手が存在しており、実際には、どこのポジションの年俸が高いのかは分かりません。
 
本記事では、プロ野球選手の年俸をポジション別にみていきますので、ポジション別の年俸が気になる方は、参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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プロ野球のポジション別にみた年俸

プロ野球のポジション別に年俸をみて、どこが高くなっているかについて、図表1にまとめましたのでみていきましょう。ただし、ポジションの分類は、投手・捕手・内野手・外野手で考えます。
 
【図表1】

ポジション 人数 平均年俸
投手 350人 4364万円
捕手 77人 3446万円
内野手 167人 5029万円
外野手 120人 4645万年
全ポジション 714名 4468万円

日本プロ野球選手会 リサーチ&レポート 年俸調査結果の発表 2023年シーズン「支配下公示及びポジション別」を基に作成
 
各ポジションの平均年俸をみてみると、内野手が平均年俸5029万円で最も高く、捕手が平均年俸3446万円で最も低い結果になりました。全体の平均年俸が4468万円と考えれば、実際に平均年俸を下回っているのは捕手と投手という結果になります。もちろん、あくまでも平均年俸になっているため、捕手であっても億超えプレイヤーもいれば、内野手でも最低年俸のプレイヤーもいるでしょう。
 
平均年俸は、各ポジションにいる、年俸を数千万円から数億円もらっているプレイヤーによって引き上げられているため、実際には、平均年俸ほどもらっていない選手は多いようです。
 
証拠として、2023年シーズンの年俸中央値は全球団で1600万円であり、年俸中央値と年俸平均値は大きくかけ離れています。多くのプロ野球選手が一流選手を目指して練習していますが、実際に平均年俸まで稼げている選手は少ないのではないでしょうか。
 
また、プロ野球選手は、シーズン中の成績によって年俸が大きく変動するため、シーズン終了後の契約更改で、年俸が上がる選手もいれば、年俸が下がる選手もいます。
 

捕手だけが年俸が低い理由とは?

各ポジションの平均年俸をみますと、捕手だけが低い水準にありますが、どうして捕手だけが年俸が低くなるのかについては、ある理由が考えられます。それは、捕手のポジションが一つしかなくて、一軍で継続的に出場している選手が少ない点です。
 
例えば、投手であれば、先発・中継ぎ・抑えなどに分業化されているため、一試合の中で複数人の投手が投げることになります。ほかのポジションでも、内野手はファースト・セカンド・サード・ショート、外野手はレフト・センター・ライトなど、守れるポジションが多くあります。
 
捕手は、専門性が求められるポジションになっているため、ほかのポジションを守っている選手が兼任するケースは多くありません。捕手というポジションが一つしかなくて、結果的に出場試合数などが限られてしまうことが、平均年俸が低くなってしまう原因になっていると考えられます。
 

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まとめ

プロ野球では、ポジション別にみてみると、内野手の平均年俸が一番高く、捕手の平均年俸が一番低いという結果になりました。しかし、プロ野球全体の平均年俸は4468万円であり、一般的に考えた場合、かなりの高収入といえます。
 
しかし、プロ野球選手として活躍できる期間が短い場合や、成績を残せずに解雇になった場合などは、生涯年俸は低くなる可能性もあります。
 
とはいえ、プロ野球選手として長い間、一軍で活躍しているスター選手は数億円の年俸をもらっており、普通の会社員が一生をかけて稼ぐ金額を、1年で稼ぐことができる、夢のある職業です。
 

出典

日本プロ野球選手会 リサーチ&レポート 年俸調査結果の発表 2023年シーズン 支配下公示・ポジション別日本プロ野球選手会 リサーチ&レポート 年俸調査結果の発表 2022年シーズン 年度別年俸中央値比較

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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