更新日: 2023.05.19 年収

IT業界は慢性的な人手不足?プログラミングスキルを身につけ年収アップするには?

IT業界は慢性的な人手不足?プログラミングスキルを身につけ年収アップするには?
昨今、IT技術の進展が目覚ましく、IT人材への需要が高まっています。
 
経済産業省「IT人材需給に関する調査」によると、IT市場の規模拡大にともない、IT人材の不足が年々増加しており、2030年には、最大で約79万人ものIT人材が不足すると予測されています。
 
IT業界で働きたいと考えているのであれば、ぜひ「プログラミング」のスキルを身につけておきたいところです。
 
そこで今回は、プログラミングスキルを身につけたほうがよい理由をご紹介します。さらに、IT業界での代表的な職業である「ITエンジニア」と「プログラマー」の年収をまとめました。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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プログラミングスキルを身につけるとよい理由

プログラミングスキルを身につけていると、多くの企業で重宝され、活動の幅を広げられます。
 
ここでは、プログラミングスキルを身につけることのメリットを四つご紹介します。
 

自由な働き方が可能になる

IT関係の仕事は、パソコンとネット環境さえあればできるため、場所を問わず働けることが大きなメリットです。
 
職種によっては難しい場合もありますが、リモートワークが可能な企業も多く、自由な働き方を実現できます。
 
特に、家庭を優先しながら働きたい方や、プライベートを充実させたい方にはおすすめでしょう。
  

キャリアの選択肢が広がる

IT業界は、キャリアアップの選択肢が幅広いことが特徴です。
 
プログラミングの知識や技術を極めることで、さまざまなキャリアアップが目指せます。
 
例えば、以下のような役職へのキャリアアップが可能です。
 

●ITスペシャリスト
●ITコンサルタント
●システムエンジニア
●プロジェクトリーダー
●プロジェクトマネージャー

 
キャリアアップを目指したい方は、自分の得意不得意に見合った役職を選択しましょう。
 
また、これからIT業界で仕事を探したい場合も、プログラミングスキルを身につけていると、就職や転職で有利になります。
 

年収アップが目指せる

IT業界の仕事は、成果が評価されやすい傾向にあります。そのため、知識やスキルを高めて、好成績を収めることで、キャリアアップの可能性が広がり、結果として年収アップが期待できます。
 
また、副業としても挑戦しやすいため、本業の傍ら、プログラミングスキルを生かした仕事を受けることで、収入を増やすことも可能です。
 
自分の努力次第で、年収アップを目指せる点が、大きなメリットでしょう。
 

論理的な思考が身につく

プログラミングには、順序正しくプログラムを構築していくスキルが必要です。そのため、物事の全体像を把握して、順序立てて考える「論理的な思考」が身につくとされています。
 
また、エラーなどのトラブルに対応することも多いため、問題解決能力の向上も期待できます。
 

「ITエンジニア」と「プログラマー」の年収事情

プログラミングスキルが生かせる仕事として、IT業界での代表的な職種である「ITエンジニア」と「プログラマー」の年収をみてみましょう。
 
求人ボックス「給料ナビ」によると、ITエンジニアの平均年収は約494万円です。
 
対して、プログラマーの年収は、約440万円とされています。
 
国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、令和3年分の平均給与は443万円ですので、ITエンジニアのほうが、平均給与やプログラマーよりも、10%ほど高収入という結果となりました。
 
しかし、キャリアアップを目指して、プロジェクトマネージャーになれれば、平均年収は686万円まで上がり、平均給与の443万円を大きく上回るようです。
 

今後もIT業界は需要が高まり将来性が期待される

IT技術の進展により、IT業界での人手不足は慢性的です。
 
仕事の幅や、キャリアアップを目指すのであれば「プログラミングスキル」を身につけるとよいでしょう。結果として、収入アップにもつながります。
 
IT業界で働きたいと考えている方は、ぜひプログラミングスキルを習得して、将来の可能性を広げましょう。
 

出典

経済産業省 IT人材の育成 「IT人材需給に関する調査」

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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