更新日: 2023.06.22 年収

近所に「大手ハウスメーカー」の戸建てが! 建築費用はどのくらい? 坪単価を比較

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

近所に「大手ハウスメーカー」の戸建てが! 建築費用はどのくらい? 坪単価を比較
近所に新築住宅ができると、どんな家主なのか気になる人も多いでしょう。まして、自分では手が届かず憧れで終わったハウスメーカーの住宅であれば、「自分より年収が高いのだな」と考えてしまうかもしれません。高級ハウスメーカーの坪単価を基に、建築費用をシミュレーションしてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

坪単価とは?

まず、坪単価とは何なのでしょうか。坪単価とは、一坪あたりにかかる建築費のことを指します。坪単価は延べ床面積か施工面積のどちらかで求められ、計算式は「建物価格 ÷ 延べ床面積(施工面積)」です。
 
例えば、建物が3000万円で建物の延べ床面積が30坪だった場合、「3000万円÷30坪=100万円」と、坪単価は100万円ということになります。
 
しかし、坪単価の考え方や定義は、ハウスメーカーや工務店によって異なるので注意が必要です。含まれる項目や立地環境などによっても差があるので、単純に比較することはできません。
 
また、坪単価は本体工事費のみ対象なので、外構工事費や地盤改良工事費、さらに土地代などが別途かかることを前提に考える必要があります。そのため坪単価は、あくまでも参考目安のひとつとして捉えましょう。
 

公式サイトで申し込み

【PR】みずほ銀行カードローン

mizuho

おすすめポイント

・<金利年2.0%~14.0%
・ご利用限度額は10万円から最大800万円
・さらに入会金・年会費は無料!24時間、WEB申込受付中!

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 年2.0%~14.0%※1 最短当日
融資まで 来店
最短当日 -
※1 住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

高級ハウスメーカーの坪単価はどれくらい?

大手ハウスメーカーといっても、かかる建築費用は会社によってさまざまです。ローコストハウスメーカーの場合は坪単価30~50万円、中堅ハウスメーカーでは50~70万円、そして70万円以上が高級ハウスメーカーとされています。
 
一般的に大手とされているのが、積水ハウス、大和ハウス、へーベルハウス(旭化成ホームズ)、パナソニックホームズ、住友林業、ミサワホーム、三井ホーム、セキスイハイムです。その中でも、高級とよばれるハウスメーカーはどこなのでしょうか。坪単価を基に比較してみましょう。
 
2021年度の1棟当たりの坪単価を比較してみると、上位5つのハウスメーカーは以下の順になりました。
 

1位:三井ホーム 109.7万円
2位:旭化成ホームズ 107.3万円
3位:積水ハウス 104.3万円
4位:住友林業 104.0万円
5位:大和ハウス工業 97.8万円

 
1位から4位のハウスメーカーは坪単価100万円を超え、5位の大和ハウス工業も約100万円であり高級ハウスメーカーといえるでしょう。
 
仮に1位の三井ホームで30坪の住宅を建てた場合、「109.7万円×30坪=3291万円」が家本体の建築費用となります。ここにさらに外構費や土地代が上乗せされるので、総費用が5000万円を超える場合も少なくないでしょう。
 

まとめ

ハウスメーカーを検討する際に目安となる坪単価ですが、各メーカーの含む項目や定義が異なること、また坪数は同じでも間取りやオプションによって変動することがあります。それでもだいたいの建築費用の相場感を把握するのには、役立つ目安となるでしょう。
 
もし、あなたの近所に新築住宅ができたら、ハウスメーカーによってそのお宅の資産状況も推測できるかもしれません。ぜひ参考にしてみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集