更新日: 2023.07.26 年収

27歳、「年収340万円」で生活がきつく、東京から地元に帰ろうか悩んでいます。地元は「年収200万円台」が普通ですが、帰るべきでしょうか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

27歳、「年収340万円」で生活がきつく、東京から地元に帰ろうか悩んでいます。地元は「年収200万円台」が普通ですが、帰るべきでしょうか?
東京は給与が高いというメリットはあるものの、家賃をはじめ物価が高いというデメリットもあります。地元にいるより年収はよくても、実際の生活はギリギリで余裕がないという人もいるでしょう。
 
年収の低い地元に帰るか東京での暮らしを続けるか迷った場合、どちらを選択するべきなのでしょうか。本記事では、それぞれのメリットを比べた上で解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

東京と地方のそれぞれのメリット

東京で暮らす場合と地方で暮らす場合ではどのような違いがあるのか、それぞれのメリットをあげてみます。
 

東京で暮らすメリット

東京の場合、まず仕事が多いことがメリットです。家賃など物価は高いですが、仕事の選択肢が豊富なために転職のチャンスも多くなります。高年収を実現できる可能性も高いでしょう。
 
物価が高いとはいっても、さまざまな店が豊富にあるので安い店を探せば節約も可能です。築年数や立地にこだわらなければ、家賃が低い物件を探すことも無理ではありません。公共交通機関が充実しているので、車を所有しなくても生活や通勤に困らない点もメリットです。
 

地方で暮らすメリット

一方、地方は家賃が安いというメリットがあります。実家暮らしなら、そもそも家賃はかかりません。せいぜい食費や光熱費を一部負担する程度ですみますし、大幅に生活費を節約できるでしょう。
 
地域によっては、通勤や生活する上で車が必須になります。車の購入費や維持費がかかりますが、東京よりも生活費を抑えられる分、車を所有する余裕が生まれます。
 
もしも失業することがあっても、親や親族からサポートを受けやすいのもメリットです。地元に戻れば同級生など仲のよい友人との交流もできます。自然も豊かで満員電車での通勤というストレスもなく、精神的に余裕ができるでしょう。
 

公式サイトで申し込み

【PR】みずほ銀行カードローン

mizuho

おすすめポイント

・<金利年2.0%~14.0%
・ご利用限度額は10万円から最大800万円
・さらに入会金・年会費は無料!24時間、WEB申込受付中!

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 年2.0%~14.0%※1 最短当日
融資まで 来店
最短当日 -
※1 住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

東京に残るのと地元に戻るのではどちらがいいのか?

今回の場合で言えば、東京と地元では年収に140万円もの差が出ています。年齢が上がっても年収差が変わらないと仮定して、27歳から定年退職まで総額いくら差が出るのか、考えてみましょう。
 
60歳で定年退職する場合「33年×140万円」で4620万円になります。ただし、年収340万円で生活に余裕がないなら、貯金できる見込みはありません
 
地元より年収が高くても、定年退職まで働いて手元に残るのは退職金程度ということもあります。生活費がギリギリなら精神的にも余裕がなくなります。東京に残るべきか地元に帰るべきか迷った場合、金銭面や精神面でどちらが余裕をもって暮らせるか考えてみることです。
 
迷ったときは、休暇を利用して数日地元に帰ってみるのもいいでしょう。実家でのんびりしながら、実際にはどのような仕事があるのか、地元の友だちや知人に聞いてみるのも判断材料になります。
 

自分が暮らしやすいかどうかを判断材料にしよう

20代なら、まだ親から支援を受けやすい時期です。生活がきついと感じたら、地元に帰ってみるのもいいでしょう。実家暮らしが可能なら、年収が今より低くなっても生活に困ることはありません。
 
無理な状況を続けていくと体調を崩すこともあります。まず、自分が精神的にも金銭的にもつらくない状況を優先して考えることが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集