更新日: 2023.09.01 年収

車を買いたいけど、年収の何割程度の金額が目安なの? 年収別の車の選び方とは?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

車を買いたいけど、年収の何割程度の金額が目安なの?  年収別の車の選び方とは?
車を新たに手に入れるとき、「自分の年収だといくらぐらいの車を選ぶのが適切なのか」という疑問を持ったことがあるでしょう。車は移動手段としての価値だけでなく、ライフスタイルや自己表現の1部としての価値もあります。しかし、購入の際の本体価格だけでなく維持費も考慮することが重要なポイントです。
 
本記事では、年収に応じてどれくらいの価格の車を選べば良いのか、さらに年収別のおすすめも紹介します。予算や希望に合った車選びのヒントにしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

車の購入資金の目安の割合は年収の何割?

新しい車の購入を検討しているときに、最も気になるポイントが車の価格です。「自分の年収に対して、どの程度の価格の車を選べばよいのか?」という疑問を抱える方も多いでしょう。そこで、年収と車の価格のバランス、そして忘れてはいけないその後の維持費について、解説します。

 

年収と車購入の関係性

車の購入価格の目安として、一般的にいわれているのが、年収の約半分という基準です。具体的には、年収400万円の方なら200万円程度の車を、500万円の方なら250万円程度の車を目指すとよいとされています。
 
ただし、年収300万円未満の方は、この基準をそのまま適用するのはおすすめできません。というのも、生活に必要な最低限は一定であり、年収300万円未満の方はこの目安よりもさらに控えめな予算での車購入を考えるのが現実的だと言えます。
 
しかしながら、貯金が豊富にある方や、頭金を大きく捻出できる余裕がある方、大幅な年収アップが見込める方は、この基準よりも高額な車を検討してもよいでしょう。さらに同じ年収でも、例えば住宅ローンを抱え、家族を養っている方と、実家暮らしの独身者では、車購入にあてられる予算には大きな差が生まれることが考えられます。
 
最も大切なのは年収だけでなく、現在の生活環境や将来的なライフステージの変化やその際の予算などをしっかりと考慮して、購入する車の価格を決めることです。

 

車にかかる維持費も考慮に入れる

車を購入する際、本体価格だけでなく維持費も考慮すべき重要な要素です。維持費とは、ガソリン代、駐車場代、メンテナンス費用、諸税金、保険料などを指します。
 
一般的に車の本体価格が高いと、維持費も増加傾向にあります。高額な大型車ほど燃費が悪いともいわれ、ガソリン代の負担が大きくなるからです。また、中古で安く購入した車であっても、のちに思いのほか高額なメンテナンス費用がかかることも考えられます。
 
さらに、数年に一度の車検費用は少なくとも数万円は必要となり、これも維持費の1部として大きな負担となります。購入を検討する車の本体価格はもちろん、毎月の維持費をどれだけ捻出できるのかも考慮する必要があります。現金一括での購入であっても、維持費の面で家計に負担をかけるリスクがあるので、総合的に自身の経済力をしっかりと見極めることが必要です。

 

公式サイトで申し込み

【PR】みずほ銀行カードローン

mizuho

おすすめポイント

・<金利年2.0%~14.0%
・ご利用限度額は10万円から最大800万円
・さらに入会金・年会費は無料!24時間、WEB申込受付中!

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 年2.0%~14.0%※1 最短当日
融資まで 来店
最短当日 -
※1 住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

年収別のおすすめ車種

車の選択は、1人ひとりの生活スタイルや家計の事情に応じて異なりますが、年収を1つの基準として車選びをすることは有効です。給与所得者の中で、年収の違いに応じて最適な車種や価格帯を考えることで、のちの経済的な負担を感じることなく、車を楽しめるでしょう。
 
年収ごとのおすすめ車種は図表1のとおりです。
 
【図表1】

年収 おすすめの車種
年収300万円未満 ・新車の軽自動車
・中古のコンパクトカー
年収300万円以上 ・新車の軽自動車の人気車種
・状態が良い中古のコンパクトカー
年収400万円以上 ・新車のコンパクトカー
・高グレードの中古車
年収500万円以上 ・個人の好みや家族構成に合わせた車種
年収600万円以上 ・高級ミニバン
・中古の高級車

(筆者作成)
 
車選びは楽しいものですが、選択を後悔しないためにも、年収や生活スタイルを基準にして適切な車種を選びましょう。

 

年収とのバランスを考えた車選びを! 将来の年収も考慮することが重要

車を購入するときには、現在の年収をもとに選ぶことはもちろん大切ですが、将来の収入の見込みや生活設計も踏まえた選択が求められます。家族構成の変化や子供の教育費などの将来の出費を見越して、現在の年収に見合うよりも控えめな車を選ぶのが賢明といえます。
 
最終的に、車選びはその人のライフステージや価値観を反映するものです。現在だけでなく、将来のビジョンも考慮に入れて、バランスの良い選択を心がけましょう。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集