更新日: 2023.09.27 年収

桁違いの年収をもらえる職業とは?給料の高い仕事に就くにはどうすればよい?

桁違いの年収をもらえる職業とは?給料の高い仕事に就くにはどうすればよい?
職業によって大きく差が出る年収。「どうせ働くならば、高年収の仕事に就きたい」と、考える方は少なくないでしょう。
 
今回は、桁違いの年収をもらえる職業は何かを調べました。給料の高い仕事に就くには、どうすればよいかも解説しますので、職業選びの参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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年収の高い職業とは? 全業種の平均年収と比較

国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、2021年における全業種の平均年収は443万3000円でした。男女別では、男性が545万3000円、女性が302万円です。
 
平均年収を上回る業種は、以下のとおりです。

●電気・ガス・熱供給・水道業 765万6000円
●金融・保険業 676万9000円 
●製造業 516万3000円
●建設業 510万8000円
●情報通信業 623万6000円
●学術研究、専門・技術サービス、教育、学習支援業 520万9000円
●複合サービス事業 493万8000円

 
職業別に平均年収を調べてみると、年収1000万円以上など、桁違いの年収の職業が分かります。総務省統計局の「令和3年賃金構造基本統計調査」をもとに、職種別の平均年収をランキングにすると、以下のとおりです。
※「企業規模計(10人以上)」の「きまって支給する現金給与額」×12ヶ月+「年間賞与その他特別給与額」で算出
 

1位:医師 1378万2900円
2位:航空機操縦士 1072万2500円
3位:大学教授(高専含む) 1072万800円
4位:その他の経営・金融・保険専門職業従事者 1029万5200円
5位:法務従事者 945万3600円
6位:大学准教授(高専含む) 856万1600円
7位:管理的職業従事者 840万4600円
8位:歯科医師 787万2400円
9位:システムコンサルタント・設計者 733万6000円
10位:研究者 713万6300円

 

給料が高い仕事に就くにはどうすればよい?

年収の高い職業を見てみると、医師や弁護士などの、希少性の高いものが多いことが分かります。
 
難易度の高い国家資格の取得を目指したり、専門性の高い職種を選択したりすることで、将来の収入アップが期待できるでしょう。社会保険労務士・宅地建物取引士・行政書士など、比較的短期間での取得を目指せる国家資格もあります。
 
また語学スキルを身に付けて、就職の際にアピールポイントを増やすことも効果的です。
 
「電気・ガス・熱供給・水道業」「情報通信業」などのライフラインは、人が生活するうえで欠かせません。これらの業種を選ぶことで、安定して高い給料が得られることが期待できます。
 
資格や経験を武器にして、転職で年収アップを狙う方法もあります。転職エージェントサービスを利用して、転職のサポートをしてもらったり、自身の市場価値を確認したりしてもよいでしょう。
 

年収目安も調べてから職業選びをしよう

世の中にはさまざまな職業があり、目指す職業や憧れの職業は、人それぞれです。しかし、せっかく仕事を始めても、給与が低くては、長続きしないことも考えられます。就職や転職で職業選びをする際は、やりがいだけではなく、年収目安も調べておくとよいでしょう。
 

出典

国税庁 令和3年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告- 第8表 業種別及び給与階級別の総括表(合計)

総務省統計局 e-Stat 政府統計の総合窓口 賃金構造基本統計調査/令和3年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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