勤務している大企業が「ゆるブラック」なので中小企業への転職を考えています。給与はどのくらい違いますか?
配信日: 2023.11.03 更新日: 2023.11.06
そこで今回は、企業の規模によって平均年収にどれほどの違いがあるのかをまとめました。また、大企業と中小企業のメリット・デメリットについてもみていきます。
転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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企業の規模によって年収に違いは見られるのか?
厚生労働省の 「令和4年賃金構造基本統計調査」 によると、企業規模別の平均賃金は表1の通りです。なお、この調査では、常用労働者1000人以上を「大企業」、100~999人を「中企業」、10~99人を「小企業」としています。
【表1】
大企業 | 中企業 | 小企業 | |
---|---|---|---|
男女計 | 34万8300円 | 30万3000円 | 28万4500円 |
男 | 38万6600円 | 33万1200円 | 30万8100円 |
女 | 27万8200円 | 25万7000円 | 24万1300円 |
厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」をもとに筆者作成
表1より、企業の規模が大きいほど平均賃金も高くなっていることが分かります。男女計の大企業と小企業の平均賃金の差は、6万3800円にもなります。
給与だけであれば、1年間で76万5600円の差が生じることになりますので、月に数万円の違いでも将来的には大きな違いとなるでしょう。
大企業と中小企業のメリット・デメリット
就職先を選ぶうえで、大企業と中小企業にはそれぞれメリット・デメリットがあります。給与だけでなく、自分に合った会社、働き方を選ぶことが大切です。
大企業と中小企業において考えられる一般的なメリット・デメリットをみてみましょう。ただし、これらはすべてにあてはまるわけではなく、実際は企業によって異なります。
大企業のメリット・デメリット
大企業で働くメリット・デメリットは、以下の点が考えられます。
●給与が高い
●福利厚生や休暇サポートが充実している
●社会的信用を得られやすい
●安定性があり将来の安心につながる
●スキルアップやキャリアアップが目指せる
●出世しにくい
●転勤の可能性がある
●仕事量が多い
●人間関係でのトラブルが発生しやすい
給与が高く、福利厚生や休暇サポートなどが充実している一方で、仕事量が多い、人間関係でのトラブルが起こりやすいなど、会社の規模が大きいことによるデメリットも考えられます。収入の安定性や、スキルアップ、キャリアアップを目指す方には、向いているかもしれません。
中小企業のメリット・デメリット
中小企業で働くメリット・デメリットは、以下の点が考えられます。
●幅広い業務にたずさわれる
●出世しやすい
●人間関係を構築しやすい
●給与が低い傾向にある
●将来性に不安を感じやすい
●休暇がとりにくい
●時期によっては労働時間が長くなりやすい
大企業と比較して給与は低い傾向にありますが、社員が少ない分、幅広い業務を経験したり、人間関係を密に構築したりしやすいと考えられる点がメリットといえます。
しかし繁忙(はんぼう)期などは、人手不足から残業をせざるを得ないこともあるでしょう。地元に密着した仕事にたずさわりたい、アットホームな雰囲気で仕事をしたいと考えている方に向いているかもしれません。
企業の規模によって平均には差がある
大企業と中小企業では、平均賃金や、働く環境に違いがみられることが分かりました。
ただしこれらはあくまで一般的に予想されるもので、働き方や職場の環境は会社によっても大きく異なるため、すべてのメリット・デメリットが必ずしもあてはまるわけではありません。
働きやすい会社をみつけるには、自分のライフスタイルや価値観に合った仕事環境や条件を選ぶことが大切です。
大企業で勤務していても、給与だけではなく、「ゆるブラック」で価値観が異なる会社であれば、中小企業への転職も選択肢の一つとして検討してもよいでしょう。
出典
厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査の概況 結果の概要 主な用語の定義 企業規模
厚生労働省 1一般労働者の賃金(4)企業規模別にみた賃金 第4表 企業規模、性、年齢階級別賃金、対前年増減率及び企業規模間賃金格差(9ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー