更新日: 2023.11.12 年収
サラリーマンでも1000万円超えの「レクサスLX」に乗れる!? 年収はいくら必要? 手取り30万円でも大丈夫? 必要な収入を試算
「成功者の証」ともいえるレクサスですが、年収いくらくらいの人から乗れるものなのでしょうか。本記事で計算してみたいと思います。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
レクサスLX600の価格
レクサスは、トヨタが高級志向での成功を実現すべく1989年にアメリカで新たに立ち上げた高級ブランドです。
そのフラグシップSUV、LX600の販売価格は、標準仕様1250万円、オフロード仕様1290万円、エグゼクティブ1800万円の3パターンで展開されています。本記事では、標準仕様の1250万円に諸費用を100万円と仮定して、購入価格1350万円で計算を進めていきたいと思います。
レクサスLX600の維持費
車は一般的に車体が大きくなるほど維持費がかさみます。LX600ほどのサイズになるとどれほどの維持費がかかるものなのでしょうか。
【自動車税種別割】
自動車税種別割は毎年4月1日時点における車の所有者に対してかかる税金です。総排気量に応じて税額が定められており、LX600の総排気量3444ccの場合には5万7000円です。
【車検代】
LX600の車検代は、自賠責保険料、自動車重量税、印紙代の法定費用は約5万円となっており、これにプラスして整備費用がかかります。修理などの程度によりますが、大きな故障がなければ20万円程のようです。
自動車種別割、車検代共に一般家庭の人が乗っている乗用車に比べれば高いかもしれませんが、それでも少し高い程度ではないでしょうか。LX600だから何かが特別に高額ということはなさそうです。
レクサスLX600に乗れる年収とは
身の丈に合った車の目安は「年収の半分」と言われています。単純に考えると、1350万円の車に乗れるのは年収2700万円以上の人といえますね。
ただ、人によってはLX600に乗るために生活を全てささげるという人もいるでしょう。このような場合はLX600を現金一括で購入することはなかなか難しいと考えられるので、10年ローンで購入して払っていけるであろう年収を計算してみましょう。
自動車ローンは三菱UFJ銀行のマイカーローンを利用するものとし、金利は2023年11月時点で設定されている年1.5%とします。ちなみに借入最高額は1000万円となっているので、350万円は自身で準備して払ったものと仮定しましょう。
三菱UFJ銀行の「ネットDEマイカーローン返済額シミュレーション」によると、月の返済額は約9万円となりました。
総務省統計局の調査による勤労単身者世帯の消費支出の平均は約16万円となっていることから、月9万円のローンとガソリン代、そして維持費をプラスで支払える年収であればなんとかやっていけると考えられます。
手取り30万円でギリギリといったところでしょうか。手取り360万円は年収にすると450万円程なので、あとボーナスがあればどうにかなるかもしれません。
まとめ
レクサスLX600に乗れるのは、理論的には年収2700万円以上の人です。ただ、給与年収450万円にボーナスがあれば、突然の高額な修理などを考えると車優先の生活になる場合も考えられますが、なんとか維持できる可能性はありそうです。
出典
レクサス株式会社 LEXUS LX|価格・パッケージ比較
東京都主税局 自動車税種別割
三菱UFJ銀行 マイカーローン(自動車ローン)
総務省統計局 家計調査報告 ―月・四半期・年―
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー