更新日: 2023.11.13 年収

世帯収入「1000万円以上」の人は東京都にどのくらいいる?高所得者の職業とは?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

世帯収入「1000万円以上」の人は東京都にどのくらいいる?高所得者の職業とは?
全国の中でも平均賃金が高い東京都で、年収1000万円以上稼いでいる世帯はどのくらいあるのでしょうか。本記事では、東京都で年収1000万円以上稼いでいる世帯数と、また高所得者にはどのような職業の方がいるのかについて解説します。
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東京都の高所得者で最も多い年収は?

東京都福祉局が公表している「都民の生活実態と意識(福祉のまちづくり等)」によると、東京都の世帯のうち、二人世帯で年収1000万円以上稼いでいる世帯の割合は、表1の通りになりました。
 
表1
 

年収 割合(%)
1000~1100万円未満 3.2
1100~1200万円未滿 2.1
1200~1300万円未満 1.1
1300~1400万円未満 1.4
1400~1500万円未満 1.1
1500~2000万円未満 3.2
2000万円以上 1.8
合計 13.9

 
※東京都福祉局 令和3年度「都民の生活実態と意識(福祉のまちづくり等)」報告書(統計編)を基に筆者作成
 
東京都で一番多く稼いでいる高所得者世帯では、年収2000万円以上であることが分かります。
 

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東京都の高所得者の職業は?

東京都は全国の中で最も平均賃金が高く、実際に給与の高い職業も多く存在します。東京都で年収1000万円以上稼ぐ高所得者は、どのような職業に就いているのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
 
そこで、厚生労働省が公表している「令和4年資金構造基本統計調査」に基づき、年収1000万円以上稼げると思われるおもな職業を、表2にまとめました。
 
表2
 

平均給与額(賞与その他を含む)
航空機操縦士 1600万3100円
医師 1428万8900円
大学教授(高専含む) 1065万6600円
歯科医師 810万4100円

 
※厚生労働省「令和4年資金構造基本統計調査」を基に筆者作成
 
航空機操縦士や医師、大学教授は、平均給与額が1000万円を超える方が多いことが分かりました。高所得者には、国家資格を必要とするものが多い傾向にあるようです。ただし、勤務年数によって年収は異なるため、年収の高い職業でも、初年度から必ずしも年収1000万円以上稼げるわけではありません。
 

東京都で「年収1000万円以上」稼いでいる高所得世帯数は13.9%

東京都は平均賃金が日本全国の中で最も高く、実際に1000万円以上稼いでいる世帯は、二人世帯の中では13.9%いることが分かりました。
 
また年収1000万円以上稼げる職業には、航空機操縦士や医師などの国家資格を要するものが多い傾向にあります。しかし本記事で述べた職業以外にも、スキルアップをしたり資格を取得したりして、収入を上げる方法はたくさんあります。少しずつ年収を上げて、1000万円世帯を目指しましょう。
 

出典

東京都福祉局 令和3年度「都民の生活実態と意識(福祉のまちづくり等)」報告書(統計編)第3章 経済の状況 表番号3-40 世帯の年間収入額 - 世帯人員別世帯別

総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat) 令和4年賃金構造基本統計調査 表番号1 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)

 
※2023/11/13 記事を一部修正いたしました。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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