更新日: 2023.12.22 年収

ボーナスが支給されましたが、うちのボーナスは「平均以下」なのか気になります……。昨年冬のボーナスは平均いくらでしたか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

ボーナスが支給されましたが、うちのボーナスは「平均以下」なのか気になります……。昨年冬のボーナスは平均いくらでしたか?
ボーナスの時期を迎えると「前年と比較して上がっているのか? 」「いくら上がったのか? 」などと心配される方も多いのではないでしょうか。
 
ボーナスの平均額は業種によっても差があるため、まずは自分と同じ業種で働く人たちがいくらぐらいのボーナスをもらっているのか、確認してみるといいでしょう。
 
本記事では、令和4年冬のボーナスの平均額を業種別にご紹介するとともに、令和3年との比較や、今後のボーナスはどうなっていくのか、予想も含めてご紹介します。
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令和4年冬のボーナスの業種別平均額は?

表1は、厚生労働省の「毎月勤労統計調査」を基に、令和4年年末賞与の支給状況を業種別にまとめたものです。
 
参考までに、令和3年年末賞与の平均支給額と前年比もご紹介します。
 
表1

産業 支給事業所における労働者一人平均賞与額
令和4年 令和3年 前年比
調査産業計 39万2975円 38万787円 3.2%
鉱業・採石業等 54万4459円 58万7736円 -7.4%
建設業 49万8569円 49万735円 1.6%
製造業 51万4074円 50万2134円 2.4%
電気・ガス業 80万5880円 79万4941円 1.4%
情報通信業 66万2768円 67万1032円 -1.2%
運輸業・郵便業 39万812円 32万8857円 18.8%
卸売業・小売業 36万5502円 34万4023円 6.2%
金融業・保険業 62万1410円 62万5813円 -0.7%
不動産・物品賃貸業 55万4675円 49万9336円 11.1%
学術研究等 63万4606円 59万4138円 6.8%
飲食サービス業等 6万7605円 5万6091円 20.5%
生活関連サービス等 16万4324円 12万7657円 28.7%
教育・学習支援業 53万7569円 52万472円 3.3%
医療・福祉 30万9224円 30万8301円 0.3%
複合サービス事業 45万5815円 47万2170円 -3.5%
その他のサービス業 21万7774円 22万2276円 -2.0%

※厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和5年2月分結果速報等」を基に筆者作成
 

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全体的に令和3年と比較してどうなっているか?

令和4年のすべての業種での平均支給額は39万2975円で、令和3年の38万787円と比較して3.2%増となっています。
 
また、ボーナスの支給があった会社に勤めている労働者の割合は82.6%となっており、令和3年より0.1%増加しています。
 
さらに、ボーナスの支給がなかった会社に勤めている労働者を含めた場合だと、労働者1人当たりの平均賞与額は32万4597円です。
 
令和3年と比較して、3.3%増加しています。
 

令和3年と比較して上がっている業種は?

令和3年と比較して令和4年にてボーナス支給額が上がっている業種には、28.7%増の「生活関連サービス等」、20.5%増の「飲食サービス業等」、18.8%増の「運輸業・郵便業」などが挙げられます。
 
その他にも「不動産・物品賃貸業」や「学術研究等」「卸売業・小売業」「教育・学習支援業」などが、令和3年より増加していることが分かります。
 
一方令和3年より減少したのは「鉱業・採石業等」「複合サービス事業」「情報通信業」「金融業・保険業」などです。
 

今後もボーナスの上昇が期待できる可能性がある

昨年冬のボーナス平均額をまとめ、令和3年と比較してどのような変化があったのかをご紹介しました。
 
令和4年はボーナス支給額が減少した会社より上昇した会社のほうが多く、全体的にも上昇傾向にあります。
 
ボーナスの支給額には会社ごとの事情はもちろんのこと、景気が影響することもあるため、今後もボーナスの上昇が続くことが期待できるのではないでしょうか。
 

出典

厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和5年2月分結果速報等」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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