42歳で年収「600万円」ですが、これって平均年収と比べて多いのでしょうか?

配信日: 2024.01.13 更新日: 2024.01.18

この記事は約 3 分で読めます。
42歳で年収「600万円」ですが、これって平均年収と比べて多いのでしょうか?
自分の年収が一般的に見て多いのか少ないのか、気になる方もいらっしゃるでしょう。お金関係の話は、たとえ友人であっても聞きにくいものです。
 
そこで今回は、40代の平均年収について解説します。さらに、収入を上げる方法もご紹介しますので、お金に関して不安をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

40代(単身世帯)の平均手取り年収

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」では、年代別の年間手取り収入を発表しています。今回は、40代の年収について見てみましょう。年間手取り収入の平均値と中央値、さらに収入額別の割合を表1にまとめました。
 
表1
 

年間手取り収入 40代
平均 318万円
中央値 300万円
300万円未満 42.3%
300~500万円未満 31.5%
500~750万円未満 13.9%
750~1000万円未満 3.7%
1000~1200万円未満 0.9%
1200万円以上 1.2%

 
※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」を基に筆者作成
 
40代の手取り年収の平均額は、およそ300万円です。年収額別の割合を見てみると、「300万円未満」が最も多く42.3%、次いで「300〜500万円未満(31.5%)」「500〜750万円未満(13.9%)」と続きます。
 
年収600万円であれば、手取りはその75~85%ほどといわれていますので、450~510万円ほどであると予測できます。40代で450万円以上の手取り年収であれば、平均よりも多いといえるでしょう。
 

今よりも収入を上げる方法

40代の平均手取り年収は300万円ほどであることが分かりましたが、老後の生活を考えると、もっと収入を上げたいと考える方もいらっしゃるかもしれません。
 
この章では、収入を上げやすくする方法を3つご紹介します。
 

現職場にて昇給を目指す

まずは、今の職場で昇進して昇給を目指す方法です。上の役職や管理職へ昇進することが一般的です。
 
会社によって昇給の方法は異なりますので、昇進できるのかも含めて、今後のキャリアについて上司に相談してみるとよいでしょう。
 

副業をする

副業を始めて、収入源を増やすことも有効です。自分の得意なことや、ライフスタイルに合った副業を選ぶことで、効率よく収入を増やせるでしょう。さらに、スキルアップや資格取得を目指すことで、副業でも高い報酬を受け取れるようになります。
 
ただし、なかには副業を禁止している会社もあります。会社規則に違反しないためにも、事前に副業してもよいかを確認しておきましょう。
 

転職する

今より収入の多い会社に転職することも選択肢の一つです。今までの経験を生かせる分野の会社であれば、経験やスキルが評価されて採用されやすくなるでしょう。
 
転職を成功させるには、複数の転職先から自分に合った会社を選ぶことが大切です。収入面も大事ですが、働く環境や仕事内容もしっかりとチェックしておきましょう。
 
これまで、自分のスキルがなかなか評価されずに悩んでいる方は、インセンティブのある会社を選択することも一つの手段です。スキルや成果によって基本の給与に報酬がプラスされるため、今よりも年収が上がる可能性があります。さらに、モチベーションアップにもつながるといったメリットも得られるでしょう。
 

42歳で年収600万円は平均以上

平均年収は年代によって異なります。まずは、自分の年代の平均額を確認してみましょう。今回のケースであれば、42歳で年収600万円は平均以上といえるでしょう。
 
平均年収よりも自分の年収が下回るようであれば、年収アップを目指すことも有効です。年収を上げる方法はいくつかありますので、今回ご紹介した方法をぜひ試してみましょう。
 

出典

金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)7.標本特性 表番号71 年間手取り収入(税引後)

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集