更新日: 2024.01.17 年収

手取り20万円の35歳です。「30代で実家暮らしの人」は少ないでしょうか?貯金のために実家に戻りたいのですが…

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

手取り20万円の35歳です。「30代で実家暮らしの人」は少ないでしょうか?貯金のために実家に戻りたいのですが…
一人暮らしには何かとお金がかかるため、手取り20万円だと貯金に回せる分が少なくなってしまう可能性があります。もし、一人暮らしをやめて実家で暮らした場合、いくらぐらい貯金に回せるようになるのでしょうか。
 
本記事では、30代で一人暮らしの人の割合や、一人暮らしでかかる生活費についてもご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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30代で実家暮らしの人の割合は?

総務省統計局が実施した令和2年調査によると、両親と同居している2540万7778人中、30~34歳の人数は111万3139人で、全体の約4.4%です。同じく両親と同居している35〜39歳の人数は88万8401人で、全体の約3.5%となっています。
 
また、株式会社モデル百貨の「実家暮らしの社会人(独身)1000人へ調査」によると、実家暮らしを選んだ理由の第1位は「お金に余裕がないから」で、第2位は「お金をためたいから」第3位は「職場から近いから」というものでした。
 

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一人暮らしの生活費はどれくらいかかる?

総務省統計局が実施した「家計調査 家計収支編(2022年)」によると、35~59歳の単身世帯における1ヶ月の支出は18万6503円で、内訳は表1のようになっています。
 
表1

用途分類 1ヶ月間の支出
食料 4万2899円
住居 3万966円
光熱・水道 1万2352円
家具・家事用品 5359円
被服及び履物 5722円
保健医療 7150円
交通・通信 2万4621円
教養娯楽 1万9790円
そのほかの消費支出 3万7644円
消費支出合計 18万6503円

※総務省統計局 「家計調査 家計収支編【単身世帯】(2022年)」を基に筆者作成
 
手取り20万円だと貯金に回せる額は1ヶ月1万3000円程度ということになるため「もっとたくさん貯金したい」という人は実家暮らしに戻ることも検討した方がいいかもしれません。
 

一人暮らしから実家暮らしになると何の費用が節約できる?

表1でまとめた生活費のうち、実家暮らしになることでかからなくなる可能性が高い支出項目は、食費や住居費、光熱・水道費であると考えられます。この3つを合計するとおよそ8万6000円が節約できることになるため、その分を貯金に回せるようになるかもしれません。
 
ただし、実家暮らしとはいえ社会人として働いているからには、給料のうちの一定額を実家に入れることを考える人も多いでしょう。その場合は貯金できる金額が減りますが、一人暮らしの場合よりは多く貯金できる可能性があります。
 

実家暮らしなら月8万円以上貯金できる可能性がある

30代で実家暮らしをしている人の割合や、一人暮らしにかかる1ヶ月の生活費、実家暮らしになると払わずに済む費用について詳しくご紹介しました。
 
一人暮らしの1ヶ月の支出は18万6503円という調査結果が出ていますが、実家暮らしになると食費や住居費、光熱・水道費がかからなくなる可能性があるため、月8万円以上を貯金に回せるかもしれません。もちろん、実家に入れるお金のことも考える必要があるので、実家の家族とも相談し、慎重に検討してみるといいでしょう。
 

出典

総務省統計局
令和2年国勢調査 表番号16-1

家計調査 家計支出編【単身世帯】(2022年)表番号2
株式会社モデル百貨 実家暮らしの社会人(独身)1000人へ調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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