更新日: 2024.02.08 年収
自分の時間は取れる「低収入」と、自分の時間は取れない「高収入」、それぞれのメリットとデメリットを教えて!
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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「自分の時間は取れるけど低収入」は自由度の高さが魅力
まずは「自分の時間は取れるけど低収入」のメリットとデメリットについて解説します。
・メリット
主なメリットには「自分の好きなことに時間を使える」「少ないお金でやりくりする力が身につく」「仕事のストレスが少ない」などが挙げられます。特に、自分の好きなことに使える時間が多く、プライベートを充実させやすいところが魅力です。仕事が忙しいと確保しづらい趣味の時間や家族との時間を、ゆっくりと楽しめるというメリットがあります。
・デメリット
一方で「毎月ギリギリの生活になりやすい」「病気やケガで働けなくなったときに困る」「お金のかかる趣味ができない」「結婚や子育てを考えにくい」といったデメリットもあります。特に、問題となりやすいのは収入面です。普段は問題なく生活を送れていたとしても、病気やケガのような不測の事態が生じた場合に、一気に経済的に苦しくなるおそれがあります。
また、収入が不安定である影響から、結婚や子育てを考えにくいことも大きなデメリットです。「自分の時間は取れるけど低収入」は、どちらかといえば、単身者に向いたスタイルといえるでしょう。
「自分の時間は取れない高収入」ならば安定した生活を送れる
続いて、「自分の時間は取れない高収入」のメリットとデメリットを解説します。
・メリット
主なメリットには「生活が安定する」「家庭を築きやすい」「働きがいや充実感を得やすい」「趣味にお金をかけられる」などが挙げられます。高収入のメリットは、なんといっても生活が安定することです。ゆとりをもった生活を送れますので家庭を築きやすく、心にも余裕が生まれます。十分な時間を確保できるかはともかく、趣味にお金をかけられるようになることもメリットです。
例えばゴルフや旅行のように、多くのお金がかかる趣味でも、生活にゆとりがある高収入ならば取り組みやすくなります。
・デメリット
反対に「自分の好きなことに使える時間が少ない」「仕事の責任とストレスが大きくなりやすい」「休日も仕事優先になる可能性がある」といったデメリットがあります。趣味の時間や、家族との時間を確保しづらいことが懸念点です。いくら高収入でも、プライベートの時間がまったくないようではストレスを感じやすいでしょう。時間と収入のバランスをよく考える必要があります。
自分に合うスタイルは人それぞれ! 生活や仕事に求めるものを考えてみよう
「自分の時間は取れるけど低収入」と「自分の時間は取れない高収入」のメリットとデメリットを紹介しましたが、最終的にどちらのスタイルが合うかは、人それぞれです。どちらが正しくて、どちらが間違いというものではないため、生活や仕事に求めるものをよく考えて、自分に合うスタイルを選びましょう。生涯にわたって貫き通す必要はなく、結婚や出産を機に、スタイルを切り替えることも一つの方法です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー