26歳男性です。年収「300万円」という理由で彼女の親から結婚を反対されています…平均より少ないのでしょうか?
配信日: 2024.02.18 更新日: 2024.02.19
また、年収によっては、お相手のご両親から結婚を反対されてしまうケースもあるようです。
本記事では、20代男性の平均年収や、勤続年数別の平均年収を紹介し、事例について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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20代男性の平均年収
国税庁 長官官房企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によると、20代男性の平均給与は表1の通りです。
表1
平均給与 | |
---|---|
20~24歳の男性 | 291万円 |
25~29歳の男性 | 420万円 |
20代男性の平均 | 355万5000円 |
※国税庁 長官官房企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」を基に筆者作成
表1より、26歳男性で年収が300万円の場合は、同世代の平均よりも120万円ほど年収が低いことが分かります。
20代全体の平均も含めて考えると、現在の年収に加えて55万円~120万円ほどあれば同世代の年収に近づき、相手のご両親から認められる可能性が高くなるでしょう。
また、20代はキャリア形成の途中である方も多く、勤続による年収増加が見込める年代です。次章では、勤続年数別の平均年収についてご紹介します。
勤続年数別の平均年収
同調査によると、勤続年数別の平均給与は表2の通りです。
表2
男 | |
---|---|
1年~4年 | 410万円 |
5年~9年 | 480万円 |
※国税庁 長官官房企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」を基に筆者作成
表2より、勤続年数が長くなるにつれ、年収は上がっていくことが分かります。
また、同調査において勤続年数35年未満までは年収が上がり続けることも示されています。
以上より、20代の時点で年収が同世代の平均を下回っていても、勤続年数を重ねると年収は増加しやすいといえるでしょう。
しかし、昇給制度はお勤めの会社によっても異なります。今後の見通しを立てるために、昇給制度を確認しておくこともおすすめします。
年収を上げるための方法
勤続のほかにも、年収を上げるための方法として以下の方法が挙げられます。
●資格を取得してスキルアップして昇給を目指す
●より給与の高い会社に転職をする
勤続によって目標とする給与が見込めない場合にも、多様な選択肢があるため、ご自身の状況に合わせて行動していくことをおすすめします。
勤続年数が上がると、給与も上がる傾向にある
20代男性の平均給与は355万5000円です。また、25~29歳の男性の平均給与は420万円であるため、26歳で年収300万円の場合にはそれぞれの平均よりも55万円~120万円ほど低いことが分かります。
しかし20代では、まだ働き始めたばかりの方が多かったり、転職して間もないという方もいたりと、さまざまな状況の方がいらっしゃるでしょう。
勤続年数を重ねるにつれて、年収が上がりやすいこともデータに示されています。昇給制度を確認したうえで勤続年数を重ねていき、着実に年収を上げていきましょう。
また、勤続しても年収の増加が見込めない場合には、資格取得などのスキルアップをしたり、転職したりする方法もあります。ご自身の状況に応じた方法を選択しましょう。
出典
国税庁 長官官房企画課 令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-(21.22ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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