更新日: 2024.03.09 年収
【結婚相手に求めるもの】重要なのは「年収だけ」ではない!?相手の「年収が高くても断りたくなる」ような理由って?
![【結婚相手に求めるもの】重要なのは「年収だけ」ではない!?相手の「年収が高くても断りたくなる」ような理由って?](https://financial-field.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/shutterstock_1869623218.jpg.webp)
なかには「年収が一番大切だ」と考える方もいるかもしれませんが、年収以外にも結婚相手に求める条件があるようです。
そこで今回は、年収よりもパートナーに求められるものは何か、実際の調査データを参考にしながら見ていきます。
![FINANCIAL FIELD編集部](https://financial-field.com/wp/wp-content/uploads/2017/11/39h8jtBb_400x400-e1498208749762.jpg.webp)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
相手のお金事情で一番大事なものとは?
お金事情はパートナーとの生活で気になる部分ですが、人によって重要視するポイントは異なるようです。松井証券株式会社の「婚活とお金事情に関する実態調査」では、結婚相手のお金事情について気になるものに対して、以下の回答が見られました。
●1位:お金の使い方の価値観(69.3%)
●2位:年収(63.0%)
●3位:貯蓄額・貯蓄歴(55.0%)
もちろん年収を重視する人もいますが、結果は2位です。年収よりも重視する条件としては、「お金の使い方に関する価値観が大事」とする方が約7割を占めています。年収よりも、お金に対する価値観が合うかどうかを重視している割合が高いことが分かります。
パートナーと毎日の生活を送るうえで「何にお金を使うのか」「どこで使うのか」といった金銭感覚は見逃せない条件になるのでしょう。
【PR】おすすめの住宅ローン
【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。
お金事情でパートナーに不満を持っている割合
結婚相手に求められるのは「お金の価値観」でしたが、実際の夫婦生活でパートナーに不満はあるのかどうかを見てみましょう。
スパークス・アセット・マネジメント株式会社の「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査 2022」では、パートナーに対してお金事情で不満を持っているか?という質問に対して「不満を持っている」と回答した人の割合は51.3%でした。
具体的な意見として「節約しない(35.7%)」「無駄遣いが多い(34.3%)」「無計画にお金を使う(31.4%)」などの声が聞かれました。
どんなに年収が多くても、無駄遣いが多く、将来のために貯蓄できない人だと後々トラブルが生じるおそれがあるかもしれません。お金に関する価値観は、結婚後に不満が出てくる可能性があるため、結婚する前に話し合う機会を作る必要があるでしょう。
お金について実際に話し合ったタイミングは?
結婚相手とのお金に関しての衝突や不満を避けるために、事前に話し合いの機会を作ることが大切であると分かりました。
では実際に、お金について話し合ったタイミングはいつなのか、松井証券株式会社の「婚活とお金事情に関する実態調査」を基に確認してみましょう。
表1
話し合ったタイミング | 割合 |
---|---|
結婚後・婚約後 | 43.7% |
交際中 | 41.0% |
まだ話していない | 9.3% |
交際前 | 6.0% |
※松井証券株式会社「婚活とお金事情に関する実態調査」を基に筆者作成
お金についての話し合いを行ったタイミングは、結婚後だと答えた確率が最も多く43.7%でした。
お金に対する価値観は結婚を決めるうえでは大事な要素にもかかわらず、実際の話し合いは結婚したあとだった人が多いことが分かりました。
年収よりもお金についての価値観が重視される傾向がある
結婚相手に求めるものは年収だけではなく、お金の価値観も大切であると分かりました。結婚後にパートナーとの間でお金に対する不満が出ないように、早めに話し合いの機会を設けることがポイントです。
お金に対する価値観をすり合わせ、お互いの意見や考えを尊重できる関係性を築いていきましょう。
出典
松井証券株式会社 婚活とお金事情に関する実態調査
スパークス・アセット・マネジメント株式会社 夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査 2022
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー