更新日: 2024.03.25 年収

業績が認められて「年収400万円」に!今「35歳」ですが、さすがに平均よりは多いですよね?

業績が認められて「年収400万円」に!今「35歳」ですが、さすがに平均よりは多いですよね?
会社での業績が評価されると、昇給につながるケースがあります。
 
年収が上がるのはうれしいことですが、同時に、同じ世代と比較して、多いか少ないかが気になる方もいらっしゃるでしょう。
 
そこで本記事では、30代の平均年収を確認しながら、今回のケースである年収400万円は、平均値と比べて、どれくらいの位置にあるのかを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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30代の平均年収

まずは、30代における平均年収を見てみましょう。
 
国税庁長官官房企画課の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、30代の平均年収は、表1の通りです。
 
表1

男女計 男性 女性
30~34歳 425万円 485万円 338万円
35~39歳 462万円 549万円 333万円

※国税庁長官官房企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査」を基に筆者作成
 
表1はあくまでも平均値であり、職種や業態によっても、給与には大きな差があります。
 
とくに、資格や高い専門性が必要な職種は年収が高い傾向にあるため、目安として参考にしてください。
 
今回のケースである35歳で年収400万円は、男性であれば平均値を下回っており、女性であれば平均値よりも高いことが分かります。
 
ただし、年収はあくまでも目安にしかなりません。
 
世帯構成やライフスタイルによっても、必要なお金は変わります。
 
今の年収で足りないと感じる場合には、収入アップを目指すか、支出を減らす工夫が必要でしょう。
 

30代で年収をアップさせる方法

「年収が平均値よりも少ない」「生活費が家計を圧迫している」といった場合は、年収を増やす必要があります。

・昇格を目指す
 
・転職や部署を移動する
 
・副業をする

年収を増やすには、上記のようにいくつかの方法があります。
 
一方で、今回のように業績が認められて昇給した場合には、今の職場で年収アップを目指すほうがよいでしょう。
 
また会社によっては、勤続年数に応じて年収が高くなるところもあります。さらに上の役職に就くことで、より年収アップが期待できるでしょう。
 
業績を出しても、評価・年収アップにつながる機会は限られています。
 
業績やスキルがしっかりと評価される職場であれば、昇進も目指しやすいかもしれません。
 
どの方法にせよ、まずは自分に適した年収を把握することが大切です。
 
今後起こりうるライフイベントや、老後の生活を考慮したうえで、どれくらいの年収があればよいのかを計算してみましょう。
 
そして、年収の目標額を達成できる方法を選択する必要があります。
 

30代の平均年収は425万~462万円ほど

30代の平均給与は、男女の合計で425万〜462万円ほどであることが分かりました。
 
今回の35歳で年収400万円のケースは、平均値を下回る結果となっています。
 
ただし年収は、職種や会社、性別によっても変動があります。
 
年収アップの方法はいくつかありますが、業績が認められると、給与がアップするような職場であれば、今の会社で昇進や昇給を目指すほうがよいかもしれません。
 
今後のライフプランや現在の支出などを総合的に判断して、収入がどれくらい必要なのかを把握することが大切です。
 

出典

国税庁長官官房企画課 令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-(第14図)年齢階層別の平均給与(21ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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