更新日: 2024.04.01 年収
小学校の放課後児童クラブ支援員の募集を見かけました。長期休暇中は長時間労働になりそうですが、年収はどのくらいあるのでしょうか?
本記事では、放課後児童クラブ支援員の仕事内容や勤務形態、年収などについて紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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放課後児童クラブ支援員について知ろう
放課後児童クラブ支援員は、親が仕事をしていて日中家にいない小学生に対して、放課後や休日、長期休暇中などに児童保育施設で遊びや生活の場を提供し、子どもたちを支援するのが主な仕事です。
別名で学童保育指導員とよばれますが、任用資格を満たしている場合は「放課後児童支援員」となります。施設内で子どもが安全に過ごせるための環境整備を行ったり、緊急時には適切な対応ができるような援助を行ったりすることが大切です。また、保護者のみならず、学校や地域関係者と連携を取りながら業務を進める場合もあります。
放課後児童クラブ支援員が勤務する児童保育施設は、全国各地にあるものの、子どもの受け入れ人数については地域差が大きい点が特徴です。また、施設の運営主体も公立・公営によるものだけでなく、NPO法人や民間企業が行っている場合など、さまざまあります。
厚生労働省の職業情報提供サイトを参考にすると、就業者の雇用形態は正規職員が約34%、アルバイト・パートタイマーが約66%であることから、アルバイトやパートタイマーが多く活躍している職業といえるでしょう。正社員は有資格者の募集が多いですが、アルバイト・パートは無資格で応募できる施設も多くあります。
<勤務時間や勤務形態について>
勤務時間は、出勤日が平日か休日かによって異なる点が特徴です。平日は、3時間以上6時間未満というケースが多く、土曜日や学校の長期休暇の際は8時間以上になる場合もあります。勤務形態としては、朝から夕方まで勤務する通常勤務と、時間で交代する交代制勤務があるため、勤務時間に希望がある場合は、応募の際に確認するとよいでしょう。
<年収について>
年収は、勤務する施設や勤務形態などによって異なるため、一概にはいえませんが、厚生労働省に職業情報提供サイトが算出した金額を参考にすると、年収の全国平均は約382万円となっています。
放課後児童クラブ支援員に向いている人は
放課後児童クラブ支援員になるには、まず、子どもが好きであることが求められるでしょう。子どもと接する時間が長いため、子ども好きな人でないと苦痛に感じてしまう可能性があります。また、勤務中に子ども同士のトラブルなど、思わぬ事態が起こることが考えられるでしょう。そのようなときも、臨機応変な対応ができ、子どもの視点に立って解決に導ける人が向いています。
子どもが好きな人に適している
放課後児童クラブ支援員は、放課後や休日、長期休暇に学童保育施設で小学生を対象に遊びや生活の場を提供するのが主な仕事です。仕事柄、子どもと接する時間が長くなるため、子どもが好きな人に適した仕事といえるでしょう。
勤務時間は、平日の場合は3時間以上6時間未満、土曜日や学校の長期休暇の際は8時間以上になる場合もありますが、勤務形態は施設によって変わるため、応募の際に確認することが大切です。
出典
厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag 学童保育指導員
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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