更新日: 2024.04.18 年収

住みたい街ランキング2024年の1位は「横浜」!住むには「年収」がいくら必要?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

住みたい街ランキング2024年の1位は「横浜」!住むには「年収」がいくら必要?
株式会社リクルートが2024年に実施したアンケートによると、住みたい街ランキングの1位は「横浜」でした。本記事を読んでいる読者の中にも、港町であり観光名所もある横浜に一度は住んでみたいと思う人がいるかもしれません。
 
しかし大都市である横浜に住むとなると、高い家賃がかかる可能性があります。実際に住む場合、現実的にどれほどの年収があれば足りるのでしょうか。横浜の家賃や必要年収について、気になる情報をまとめました。
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住みたい街ランキング2024年の1位は「横浜」

株式会社リクルートが実施したアンケートによると、住みたい街(駅)ランキングの上位5位は表1の通りです。
 
※首都圏在住の20~49歳の男女9335人を対象
 
表1

2024年順位 駅名 2023年順位
1位 横浜 1位
2位 大宮 3位
3位 吉祥寺 2位
4位 恵比寿 4位
5位 新宿 5位

※株式会社リクルート「SUUMO住みたい街ランキング2024 首都圏版」を基に筆者作成
 
2023年に引き続き、横浜が1位に輝きました。
 

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横浜の家賃相場

総務省が公表している「平成30年住宅・土地統計調査」によると、横浜市の1ヶ月あたりの家賃平均は7万1423円でした。神奈川県全体だと6万8102円、全国だと5万5675円です。
 
比較すると横浜市の家賃平均は全国的に高いカテゴリに入ることが分かります。また横浜市によると、最も家賃が高い区は都筑区で9万8022円、最も低い区は瀬谷区で5万6572円とのことです。
 

横浜に住むには年収がいくら必要?

横浜に住むためにどれくらいの年収が必要かシミュレーションをします。一般的に、「給料に対する家賃の比重は3分の1以内までにおさえることが理想」といわれています。
 
横浜の平均家賃は7万1423円で、その3倍は21万4269円です。前述の一般論をベースにすると、最低でも「約21~22万円の給料」があれば横浜に住める計算になります。ボーナスなどを加味せずに年収に換算すると、252~264万円です。
 
ただし、賃料の相場は横浜市内のエリアによっても異なりますし、物件ごとにそれぞれ賃料は異なります。ひとつの目安としてシミュレーションを参考にしてください。
 

実際は年収の20%までの家賃が多数?

国土交通省の調査によると、民間の賃貸住宅に住む人の平均世帯年収および平均月額家賃は表2の通りでした。
 
表2

年度 平均世帯年収 平均月額家賃 平均月額共益費 共益費を含む
年間の家賃合計
平均世帯年収に
対する年間家賃の
割合
令和4年度 499万円 7万8069円 4836円 99万4860円 19.94%

※国土交通省「令和4年度住宅市場動向調査報告書」を基に筆者作成
 
表2から、年間家賃は平均世帯年収の20%以下におさえられていることが分かります。この結果を踏まえると、前述の3分の1以内が理想というのはあくまで一般論であり、実際には5分の1以内におさまっているケースが多いようです。
 

横浜の平均家賃は月7万1423円! 住むためには3~5倍ほどの年収が必要なケースも

横浜に住むために必要な年収は、家賃の3分の1以内という一般論をベースにすれば、ボーナスなどを除いた年収で252~264万円ほどです。しかし実際は、住む地域や建物、ほかの出費などの兼ね合いもあり、それ以上の年収が必要なケースもあるでしょう。
 
平均世帯年収に対する年間家賃の割合が5分の1を切っている世帯が多い点を踏まえると、実際は家賃の5倍ほどの月収および年収が必要な状況が考えられます。
 

出典

株式会社リクルート 「SUUMO住みたい街ランキング2024 首都圏版」
政府統計の総合窓口(e-Stat) 住宅・土地統計調査/平成30年住宅・土地統計調査/主要統計表 表番号21 住宅の種類(2区分),住宅の所有の関係(5区分)別借家数及び1か月当たり家賃-全国,都道府県,21大都市
横浜市 住宅事情3-3:持家と借家の状況 各区の借家の1か月あたり平均家賃
国土交通省 令和4年度住宅市場動向調査報告書 6.民間賃貸住宅に関する結果 6.3 世帯に関する事項 6.3.4世帯年収(241ページ)、6.4 家賃などに関する事項 6.4.2 家賃などの契約内容(243ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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