更新日: 2024.05.27 年収

アパレル業界で働きたいという娘。「販売員」の年収はどれくらいなのでしょうか?

アパレル業界で働きたいという娘。「販売員」の年収はどれくらいなのでしょうか?
アパレル業界は給料が低いといわれることがありますが、販売員の年収はどれくらいなのか気になる方も多いでしょう。アパレル業界には販売員以外にもさまざまな職種があり、職種により年収に幅があるようです。
 
今回は、アパレル業界の販売員を含む職種による年収の違いや、年収をアップさせる方法について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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アパレル業界の年収

厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、アパレル販売員(衣料品販売)の平均年収は357万7000円となっています。アパレル業界には、販売員をはじめ、デザイナーやパタンナーなどのさまざまな職種があります。
 
パーソルキャリア株式会社のアパレル・ファッション業界専門の転職サービスであるクリーデンスが行ったアパレル・ファッション業界の平均年収の調査によると、アパレル業界の職種ごとの年収の目安は表1の通りです。
 
表1

 

職種 年収の目安
25歳〜29歳 30歳〜34歳 35歳〜39歳
店長 360万円 386万円 435万円
デザイナー 331万円 381万円 408万円
パタンナー 271万円 324万円 343万円
MD・バイヤー 365万円 452万円 509万円
生産管理/物流/貿易 372万円 408万円 431万円
プレス/販促/VMD 366万円 446万円 456万円
WEB/EC 350万円 387万円 425万円

※パーソルキャリア株式会社「アパレル・ファッション業界の2022年版 平均年収」を基に筆者作成
 
職種により差異はありますが、年齢が上がるにつれて年収も上がっていることが分かります。
 

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アパレル業界の転職動向

アパレル業界全体としては、コロナ禍が落ち着き、実店舗に足を運ぶ方も増えたため、徐々に業績が回復しつつあります。職種によっても動向の変化はありますが、販売員や店長職などの求人は増加傾向にあるようです。
 
コロナ禍で人材が一度離れてしまったことで、特に地方では人材不足が顕著にみられ、採用に苦戦しているところも多く、転職を検討している方にとっては追い風とも捉えられます。
 
特に販売員は、専門的なスキルなどが必要とされない場合が多いため、デザイナーやMDなどの専門職より比較的転職しやすい可能性があります。コミュニケーション能力が高い方や、接客業が好きな方であれば、即戦力として採用されるケースもあるでしょう。
 

アパレル業界で年収を上げる方法

アパレル業界で年収を上げるためには、以下のような方法が考えられます。

●インセンティブを活用する
●キャリアアップを目指す
●転職をする

おもに販売員にはなりますが、店舗のノルマを達成した場合や個人売り上げの高い方は、会社によってはインセンティブが支給されるケースもあります。
 
特に販売員の給料は先ほどの年収の通り、業界のなかでも低い傾向にあるため、インセンティブをもらうことで、給料アップにつなげられるでしょう。また、会社内でキャリアアップを目指す方法も年収を上げる方法の1つです。
 
生涯販売員として働く方もいますが、初めは販売員からスタートして経験を積んで店長やマネジャー、MDなどのさまざまな職種にステップアップしていく流れが一般的とされています。
 
キャリアアップすれば、その分給料も上がっていく可能性も期待できます。あまり努力が報われないと感じるのであれば、同業で給料や福利厚生のいいアパレル会社への転職も検討してみましょう。
 

アパレル販売員の年収は360万円程度

アパレル販売員の年収は、360万円程度とされているようです。業界のなかでは低いほうですが、販売員の方であれば個人売り上げやノルマの達成によるインセンティブやキャリアアップにより年収を上げられる可能性があります。
 
また、アパレル業界はコロナ禍が落ち着き、業績も回復傾向にある一方で人材が不足しているため、転職市場としては追い風となっています。接客が好き、コミュニケーション能力には自信がある方などは、アパレル業界への転職も検討してみてください。
 

出典

厚生労働省 職業情報提供サイト jobtag 衣料品販売
パーソルキャリア株式会社 アパレル・ファッション業界の「2022年版 平均年収」を発表 2022年の平均年収は、前年より3万増の346万円(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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