更新日: 2024.07.20 年収

夏のボーナス「20万円」もらえたので、夫婦で「2泊3日の韓国旅行」をしたいと考えています。妻から「貯金したほうがいい」と言われましたが、貯めたほうが良いでしょうか? 無駄遣いになってしまいますか…?

夏のボーナス「20万円」もらえたので、夫婦で「2泊3日の韓国旅行」をしたいと考えています。妻から「貯金したほうがいい」と言われましたが、貯めたほうが良いでしょうか? 無駄遣いになってしまいますか…?
会社員として働いていると、夏や冬にボーナス(賞与)を受け取る人は多いのではないでしょうか。金額や回数などは企業によって異なりますが、通常の月額給料よりも多くもらう機会も少なくないため「何に使おうか」と悩むケースも少なくないでしょう。
 
せっかくのボーナスなので旅行などに使いたいと思っても、「使わずに貯めるべきなのか」と悩むこともあるかもしれません。本記事では、ボーナスを余暇に使うのは無駄遣いなのか解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ボーナスの使い道で最も多いのは?

結論からいえば、ボーナスを旅行や趣味などに使うこと自体は無駄遣いではありません。
 
人材紹介や就職転職支援、求人メディアなどを展開するパーソルキャリア株式会社が運営するdodaが公表している「ボーナスの使い道ランキング」によると、ボーナスの使い道で最も割合が高かったのは「旅行・レジャー」です。
 
20代から40代までは第1位となっており、ボーナスを自身や家族の楽しみに使う人は多いことが分かります。
 

夫婦で「2泊3日の韓国旅行」をしたらいくらかかる?

韓国旅行に限った話ではありませんが、航空券や宿泊するホテル代、移動手段などはグレードやシーズンによって金額が大きく異なることもあります。
 
今回は、主に往復の航空券、ホテル、食事代についてみてみましょう。結論からいえば1人あたり合計7万円ほどかかると思われます。夫婦2人だと単純計算で約14万円です。
 

・往復航空券:3万円前後
・ホテル代:1万円から2万円程度
・食事:1万円から2万円程度

 
例えば、東京からソウルまでLCCのPeach社で行く場合、フライトの時期や運賃タイプによって料金は大きく変わります。少しでも料金を抑えたい場合はオプション最小限の運賃タイプを組み合わせましょう。
 
ホテルもグレードや立地、室内環境などによって料金が変わります。もちろん豪華なホテルを検索すると際限がありませんが、高級志向でなければミドルクラスのホテルを中心に探してみるのがいいかもしれません。
 
食費は、仮に1日3食で1食あたり2000円かかるとすると、国内と現地を含めて旅行中に9回食事をした場合は1万8000円かかります。ある程度目安を把握したい場合は、滞在中に行きたいレストランやカフェなどをピックアップしておきましょう。
 
そのほかにも、現地のスーパーやお土産等、旅行先でしか買えないものなどもリストアップしておくのもおすすめです。
 
旅行費用の目安は、インターネット上でもさまざまな情報が掲載されていますが、あくまで参考程度にとどめましょう。旅行にかかる費用は一概にはいえない部分も多いため、韓国に行きたい時期や予算などに合わせた計画を立てることが重要です。
 

夫婦間で「お金の話し合い」は欠かせない

今回は夏のボーナスとして20万円支給されているため、仮に韓国旅行の費用として合計18万円かかったとしても赤字とはなりません。
 
ただし、家計状況によっては、一般的に緊急性が高くない余暇目的の旅行に使うのは好ましくないケースもあります。そもそも日頃から家計が火の車で赤字が続いている場合はボーナスで補填(ほてん)する必要があるかもしれません。
 
今回は、妻からは「貯金したほうがいい」と言われていますが、子どもがいる場合には将来の教育費を準備するためにボーナスを充てたいと考える可能性もあります。ライフスタイルによってお金の使い方が異なることも珍しくありません。トラブルを避けるためにも夫婦間で大きな意識の違いがないか確認してみましょう。
 

まとめ

本記事では、受け取ったボーナスを旅行に使うのは無駄遣いなのか、貯金に回したほうがいいのか解説しました。
 
もちろん旅行に使ったから直ちに無駄遣いになるわけではありませんが、お金の使い方は夫婦や家族の生活に大きな影響を及ぼしかねません。「相手が貯金してくれていると思ったら、実は全く貯金がなかった」といったケースを防ぐためにも、お金の話し合いは定期的にすることをおすすめします。
 

出典

パーソルキャリア株式会社 doda 何に使ってる? 貯金の割合は? ボーナスの使い道ランキング【最新版】
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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