更新日: 2022.11.14 葬儀

お墓への納骨にはいくらかかる? いつまでにするべき? 納骨式までの手順は?

お墓への納骨にはいくらかかる? いつまでにするべき? 納骨式までの手順は?
身近な方が亡くなったら、葬儀のあとのお墓への納骨を考えなくてはなりません。しかし、いざとそのときになって納骨にはどれぐらいの費用がかかるのか、いつまでにするべきなのかなど、分からないことがたくさんあってお困りの方もいるのではないでしょうか。
 
それでは、納骨を行う納骨式までの手順にはどのようなものがあり、費用はどれぐらいで、いつまでにすべきなのでしょうか。身近な方が亡くなる前に知っておけば、余裕をもって費用の準備や手続きが行えるでしょう。
 
そこでこの記事では、納骨式の手順や費用の説明をしていきます。

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納骨式までの手順

納骨とは、主にお墓へお骨を納めることをいいますが、最近では納骨堂へ納骨したり民間墓地で樹木葬にしたりといった納骨方法を選ぶ方も増えてきています。納骨を行うには、お墓を管理している霊園管理事務所や寺院、地方公共団体などへ納骨したい旨を連絡します。そして、納骨式での読経を僧侶に依頼します。
 
また、すでにお墓があるなど納骨するお墓が決まっている場合は、石材店に故人の名前を新しく墓誌に彫り入れや、納骨のためにお墓を開閉してもらう依頼をしておきましょう。その他にも、納骨式当日にお墓にお供えする花やお供えの準備と、納骨式のあとに参列者で会食をする場合は、お店の予約も必要です。
 

納骨にかかる費用

まず、すでにあるお墓に納骨をする場合は、5万~10万円前後といわれています。僧侶に払う費用としては、お布施やお車代のほかにも、卒塔婆料や御膳料またはお土産などが必要な場合があります。そして、石材屋に払う費用は墓石の開け閉めが自分たちでできる場合は、開け閉めの作業費用はかかりません。
 
新しくお墓を建てて納骨する場合は、開眼法要の費用なども含めてさらに200万円ぐらいの費用がかかる場合が多いとされています。
 
また、寺院以外の公営墓地や民間墓地に納骨したり、寺院でも納骨堂に納骨したりする場合、それぞれ別途費用がかかることがありますので、どこに納骨をするのかが決まれば、そこに連絡をして費用の概算を確認しましょう。
 

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納骨はいつまでにするべきなのか

納骨をいつまでにしなければならないといった、納骨時期についての決まりはありません。火葬を終えてすぐに納骨をするという人もいますし、しばらくは自宅で一緒に過ごしたいと思って納骨せずにおく人もいます。
 
すでにお墓があるという場合は、四十九日法要の際や百か日法要で納骨をするという場合が多いようですが、一周忌法要や三回忌法要のときに納骨することもあります。
 
遺骨になっても故人にそばにいてほしいと思ったり、先に亡くなった家族が眠るお墓に早く一緒にいれてあげたいと思ったり、それぞれ遺族の考え方があります。また、故人が生前に自分の意向を伝えている場合などもありますので、納骨時期は自由に決めることができます。
 

納骨の費用はお墓の状況によって変わる

納骨の費用は、すでにお墓を所有しているかどうかによって大きく違ってきます。また、どこのお墓に納骨するのかによっても違いはあります。それぞれ寺院や公営墓地、私営墓地など、独自の料金設定がありますので、事前に確認しておきましょう。そして、納骨をする時期は故人の希望やご遺族の気持ち次第で自由に決めればよいのではないでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部