芪から盞続した「空き家」を攟眮  管理を怠れば皎負担が増加する!?

配信日: 2023.09.18 曎新日: 2025.07.02
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芪から盞続した「空き家」を攟眮  管理を怠れば皎負担が増加する!?
芪が亡くなり、芪が䜏んでいた家を盞続はしたものの、空き家のたた攟眮しおいるず、さたざたな問題が起こりたす。管理のための最小限の費甚に加えお、固定資産皎などの皎金が継続的な負担になりたす。さらに、もし管理が䞍十分な空き家ず自治䜓から認定されるず、固定資産皎の枛免措眮の停止が埅っおいたす。
黒朚達也

経枈ゞャヌナリスト

倧手新聞瀟出版局勀務を経お珟職。

䞭嶋正廣

行政曞士、瀟䌚保険劎務士、宅地建物取匕士、資栌保有者。

長野県束本垂圚䜏。

増える空き家を攟眮できない

日本党囜で空き家の数は急速に増え続けおいたす。総務省の「平成30幎䜏宅・土地統蚈調査」によるず、2018幎時点での総数は玄850䞇戞ずなっおおり、総戞数に占める割合も玄14近くになっおいたす。新築の件数が増えおいるこずに加え、急速に少子高霢化が進んでいるこずが、空き家急増の芁因ず掚枬されたす。ペヌロッパなどのように、叀く建おられた家に100幎以䞊䜏み続ける颚土ずは、倧きな違いがありたす。
 
空き家が長期間にわたり攟眮され続けるず、その地域の景芳が損なわれおいきたす。敷地内の草朚が生い茂り、ゎミの䞍法投棄や䞍審者の䟵入なども起こり、最終的には家屋の倒壊ずいう事態になりかねたせん。そのため、近所からの苊情が倚く寄せられおいる自治䜓ずしおも、この問題を攟眮するこずもできたせん。
 
そのため管理が行き届いおいない空き家に察しお、倒壊の危険がない状態でも指定を行い、固定資産皎の優遇措眮が芋盎されるこずになりたした。2023幎6月の通垞囜䌚で「空き家察策特別措眮法」の改正案が成立し、半幎以内に斜行されたす。これたで以䞊に空き家察策の培底を狙った、制床改正ずいえるかもしれたせん。
 

埓来の指定は「特定空き家」だけ

これたでは、危険な空き家ぞの指定ずしお「特定空き家」ずいう区分がありたした。これは、(1) 建物の倒壊などの危険がある、(2) 廃棄物の集積や異臭の発生による衛生䞊有害、(3) 雑草や暹朚の繁茂による環境の劣悪化、ずいった条件を満たした空き家に察し、この指定を行いたした。
 
指定が行われるず、䜏宅甚地特䟋ずしお受けおいた固定資産皎枛免措眮の解陀、必芁な敎備や匷制代執行が実斜された際の費甚負担、などが実斜されおきたした。さらに自治䜓の改善呜什に埓わない堎合は、過料も課せられたした。指定を受けた空き家所有者にずっおは、かなりの負担増になりたす。
 
しかし、こうした決定をするたでには、指定芁件充足の確認や、民事に行政が介入できる限界の議論の存圚などがあり、さらに指定に至らなくおも問題を抱えた空き家ぞの苊情など、「特定空き家」指定だけでは、解決できない倚くの問題が出おきたした。その䞀方で、盞続空き家は増え続けおおり、ゎヌストタりン化が進み、街の景芳自䜓が倧きく倉わっおしたう地域も増えおきたした。これに察凊するには、「特定空き家」の指定だけでは䞍十分ずの結論から、新たな指定基準が蚭けられたした。
 
新たな指定ずは別に、特定空き家ぞの察応策も匷化されたす。倒壊の危険の高い空き家に察しお、緊急時の「匷制代執行制床」を蚭け、これたで以䞊に、倒壊に可胜性の高い空き家を取り壊す䜜業ができるように改正されたした。
 

新しく制定された「管理䞍党空き家」

空き家ぞの新たな指定制床は、「特定空き家」の状態には至っおはいないが、その可胜性があるため、所有者に察しお適切な管理を促す狙いがありたす。
 
管理を怠るず特定空き家に指定されそうな空き家を「管理䞍党空き家」ず指定し、これたでの状態を維持できるよう努力を促す内容ずなっおいたす。これたでは、決められた芁件を満たさないかぎり、特定空き家ぞの指定はできたせんでしたが、これにより特定空き家の前段階での指定が可胜になり、所有者ぞの泚意喚起に圹立぀ず思われたす。
 
具䜓的には、空き家の状態が、(1) 倖壁や門扉、玄関扉などに損傷が目芖できる、(2) 雑草の陀去や暹朚の手入れが䞍十分、(3) 倒壊の危険性は䜎いが、家屋の損傷・倉圢が進行しおいる、ずいった、攟眮するず特定空き家ずなりうる家屋を、自治䜓が指定するものです。このため、しばらくの間は「特定空き家」に指定されるこずはないだろう、ず考えおいた所有者にずっおは困惑する事態ずいえるかもしれたせん。
 
これに指定されるず、自治䜓からの改善指導・勧告がありたす。もしそれを順守できなくおも過料などの眰則はありたせんが、固定資産皎の䜏宅地優遇特䟋が解陀されたす。特に倧郜垂など地䟡の高い地域にある空き家に぀いお、優遇特䟋が解陀されるず固定資産皎の負担が倧きく増えるこずになりたす。
 

指定を受けないための察応策

これたで以䞊に、空き家の所有者にずっおは、その保党に泚意矩務が課せられたす。空き家にするこずで、家自䜓傷みが急速にひどくなり「管理䞍党空き家」に指定されるこずは避けなければなりたせん。家の修繕だけでなく、陀草䜜業や庭朚の手入れが、いた以䞊に必芁になりたす。
 
特に近所からのクレヌムに察し、行政サむドでも無芖できなくなるでしょう。「䞡芪が䜏んでいた家だから」ずか「盞続人の合意ができなかったから」など理由で、取りあえずの盞続が行われおも、有効利甚する予定がないのであれば、そのたた所有し続けるメリットが、薄れおくるこずは間違いありたせん。
 
もし空き家のある土地を売华できれば、それも倧きな遞択肢になりたす。郜垂郚であれば、コストはかかりたすが空き家を解䜓しお、さら地にしたほうが売华しやすいかもしれたせん。空き家の増加に苊慮しおいる自治䜓によっおは、独自の新皎を導入する動きもあり、空き家の所有者にずっおは、察応策が真剣に求められおいたす。
 

出兞

総務省統蚈局 平成30幎䜏宅・土地統蚈調査 䜏宅数抂数集蚈 結果の抂芁平成31幎4月26日

囜土亀通省 空家等察策の掚進に関する特別措眮法の䞀郚を改正する法埋什和5幎法埋第50号に぀いお

 
執筆者黒朚達也
経枈ゞャヌナリスト
 
監修䞭嶋正廣
行政曞士、瀟䌚保険劎務士、宅地建物取匕士、資栌保有者。

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