孫に毎幎お金を枡したら、幎間「110䞇円以䞋」でも莈䞎皎の察象に 定期莈䞎の萜ずし穎に぀いお解説

配信日: 2024.01.27 曎新日: 2025.07.02
この蚘事は玄 4 分で読めたす。
孫に毎幎お金を枡したら、幎間「110䞇円以䞋」でも莈䞎皎の察象に 定期莈䞎の萜ずし穎に぀いお解説
孫に自身の財産を譲る際、幎間110䞇円を超えるず莈䞎皎がかかるため、1幎間に枡すお金を110䞇円以䞋にしおいるずいう人も倚いでしょう。しかし、莈䞎額が110䞇円以䞋でも「定期莈䞎」ず芋なされ、莈䞎皎がかかっおしたうケヌスがありたす。
 
本蚘事では、この定期莈䞎に぀いお説明したす。
沢枡こヌじ

公認䌚蚈士

莈䞎皎ずは

莈䞎皎ずは個人が無償でお金などの財産を枡した時に課される皎金のこずです。1月1日から12月31日たでの1幎間で䞀定額以䞊を枡すず莈䞎皎が発生し、莈䞎を受けた人が課皎されたす。
 

いくら枡すず莈䞎皎になるの

莈䞎皎の課皎方法には「暊幎課皎」ず「盞続時粟算課皎」の2぀がありたす。
 
「暊幎課皎」の堎合は、幎間110䞇円たでの基瀎控陀枠が蚭けられおおり、1幎で110䞇円たでの莈䞎であれば皎金がかかりたせん。子どもや孫にお金を枡す堎合、「1幎間で110䞇円たで」ずいわれるのは、この基瀎控陀額110䞇円からきおいたす。
 
皎率は図衚1、図衚2のずおりです。
 
䞀般莈䞎財産甚䞀般皎率
特䟋莈䞎財産甚に該圓しない堎合の莈䞎皎蚈算に䜿うものです。䟋えば兄匟間の莈䞎、倫婊間の莈䞎、芪から子ぞの莈䞎で子が未成幎者の堎合などに甚いたす図衚1。
 
図衚1

囜皎庁 No.4408 莈䞎皎の蚈算ず皎率暊幎課皎 より筆者䜜成
 
特䟋莈䞎財産甚特䟋皎率
莈䞎を受けた人がその幎の1月1日においお18歳以䞊の堎合に、盎系尊属父母や祖父母などから莈䞎を受け、取埗した財産にかかる莈䞎皎の蚈算に䜿甚したす。
 
䟋えば祖父母から孫、䞡芪から子ぞの莈䞎などに䜿甚したす図衚2。
 
図衚2

囜皎庁 No.4408 莈䞎皎の蚈算ず皎率暊幎課皎 より筆者䜜成
 
䞀方、「盞続時粟算課皎」の適甚を受けるには盞続時粟算課皎遞択届出曞が必芁です。
 
盞続時粟算課皎制床の堎合、莈䞎を受けた財産の合蚈額から2500䞇円の特別控陀枠を控陀した残額に察しお莈䞎皎が課されたす。2500䞇円の控陀枠は莈䞎した人が亡くなるたで継続し、もらった財産の合蚈額が2500䞇円を超えた分に察しお䞀埋20の皎金が課されたす。
 
なお、20241月1日に制床が改正され、幎110䞇円以䞋の莈䞎であれば莈䞎皎がかからず、2500䞇円の特別控陀に含める必芁がなくなりたした。
 

莈䞎皎の察象になるもの

莈䞎皎の察象ずなるパタヌンずしお、以䞋の䟋が考えられたす。

●個人が受け取った財産の幎額が110䞇円超
●生呜保険や損害保険の満期保険金を掛金負担者以倖が受け取った
●時䟡盞堎よりも䜎い金額で芪族から財産を譲枡された
●芪族に負債借金などを免陀しおもらった
●䞍動産取埗時に資金の負担割合ずは異なる割合で持分登蚘した
●倚額の金銭を無利息・催促なしのある時払いで借りた客芳的に返枈䞍可ず考えられる金額

金銭だけでなく、自分で支払っおいない生呜保険などの満期保険金を受け取った堎合や䞍動産や骚ずう品を無償たたは時䟡より䜎い䟡栌で受け取った堎合、借金を肩代わりしおもらった堎合も莈䞎皎が課されるこずになりたす。
 

定期莈䞎の萜ずし穎

毎幎110䞇円以内の莈䞎であれば莈䞎皎がかからないず述べたしたが、䟋倖がありたす。それが「定期莈䞎」にあたる堎合です。
 
定期莈䞎ずは毎幎䞀定額を枡すこずが決たっおいる莈䞎のこずを蚀いたす。䟋えば1000䞇円を毎幎100䞇円ず぀に分けお枡すこずを決めた堎合は定期莈䞎に圓たりたす。この堎合、定期莈䞎の取り決めをした幎に、莈䞎額の合蚈額に察しお莈䞎皎がかかりたす。
 
぀たり、1000䞇円を毎幎100䞇円ず぀に分けお枡す堎合は、定期莈䞎するず決めた幎に1000䞇円に察する莈䞎皎がかかるこずになりたす。
 
泚意しおおきたいのが、事前に定期莈䞎に圓たる取り決めを結んでいなかったずしおも、毎幎同額の莈䞎を続けおいるず、埌から皎務眲に定期莈䞎ず芋なされる堎合があるこずです。
 
したがっお毎幎、子や孫にお金を枡したい堎合は、定期莈䞎ず芋なされないようにお金の枡し方を工倫する必芁がありたす。
 

定期莈䞎にならないために気を付けるべき3぀のポむント

前述のずおり、毎幎同じ額を枡し続けおいるず定期莈䞎ず芋なされおしたう堎合がありたす。定期莈䞎ず芋なされないための3぀のポむントをご玹介したす。
 

毎幎違う金額を莈䞎する

毎幎同じ額を長期間にわたっお莈䞎するず、「莈䞎の開始時に党おの金額を枡す぀もりだった」ず刀断され、䞀括で莈䞎皎がかかっおしたう堎合がありたす。そうならないよう、1幎目は110䞇円、2幎目は109䞇円ずいったように毎幎枡す金額を倉えるこずを怜蚎したしょう。
 

毎幎違う時期に莈䞎する

莈䞎する月日が毎幎同じだず、定期莈䞎ず芋なされる堎合がありたす。莈䞎の月日を毎幎倉曎したしょう。
 

莈䞎契玄曞を䜜る

莈䞎を行った時に問題ずなるのが、「毎幎110䞇円の控陀内で本圓に莈䞎が行われたのか」ずいう点です。実際に莈䞎したずいう蚌拠を残すため、「莈䞎契玄曞」を䜜成したしょう。毎幎違う金額を、違う月日に枡したこずを蚌明するために、莈䞎金額ず莈䞎幎月日は必ず蚘茉したす。
 

たずめ

毎幎同じ月日に同額の莈䞎を長い間繰り返すず、埌になっおから皎務眲に定期莈䞎ず芋なされ、枡したお金の合蚈金額に察しお莈䞎皎が課される堎合がありたす。毎幎違う額、違う月日に莈䞎を行い、莈䞎契玄曞を䜜成するこずが倧切です。
 

出兞

囜皎庁 No.4402 莈䞎皎がかかる堎合
囜皎庁 No.4408 莈䞎皎の蚈算ず皎率暊幎課皎
 
執筆者沢枡こヌじ
公認䌚蚈士

  • line
  • hatebu
【PR】 yumobile
FF_お金にた぀わる悩み・疑問