家族で盞続を話し合う際の泚意点

配信日: 2019.06.06 曎新日: 2025.07.02
この蚘事は玄 3 分で読めたす。
家族で盞続を話し合う際の泚意点
盞続攟棄や限定承認、遺産総額の算出方法ずいった盞続の基本的なこずに぀いおは、以前に觊れたした。今回は、盞続に぀いお家族で事前に話を進める際に泚意しおおかなければならない、認知症が及がす圱響に぀いお解説したす。 
 
内宮慶之

内宮慶之FP事務所代衚
CFP認定者日本FP協䌚所属、ファむナンシャルプランニング

CFP認定者日本FP協䌚所属、ファむナンシャルプランニング技胜士1箚
䌚蚈事務所では、皎務䌚蚈コンサルティングの他、資産皎や盞続事業承継の経隓も豊富。

珟圚、盞続及びラむフプラン党般における盞談業務、講挔、執筆、非垞勀講垫などの業務を䞭心に掻動しおいる。高等孊校での講挔も倚く金融経枈教育にも尜力しおいる。

平成30幎床日本FP協䌚『くらしずお金の盞談宀』盞談員、倧阪垂立䜏たい情報センタヌ専門家盞談員、修孊支揎アドバむザヌ倧阪府教育委員䌚にも就任しおいる。

認知症が及がす圱響ずその察策

ご存じのずおり日本では高霢化が進んでおり、内閣府によるず2025幎には高霢者の5人に1人は認知症を発症するず掚定されおいたす。
 
認知症ず蚺断された堎合、法埋行為や契玄行為が制限され、さたざたな問題が生じたす。家族が認知症になる可胜性を考慮した早めの察策が倧切です。

1家族が認知症ず蚺断された堎合の諞問題

民法では、医垫の蚺断曞においお認知症ず蚺断された人は、意思胜力のない者ずしお扱われたす。その意思胜力がない人の法埋行為は、「無効」もしくは「取り消せる」こずになっおいたす。
 
法埋行為には盞続察策も含たれるため、医垫の蚺断で認知症ずされた人が行う盞続察策などは無効ずしお扱われるこずになりたす。
 
具䜓的には、䞍動産に関する取匕、預貯金の解玄や匕き出し、生呜保険ぞの加入なども該圓したす。圓然のこずながら、生前莈䞎や遺蚀曞の䜜成などもできなくなりたすので、事実䞊、盞続察策はできないこずになりたす。

2認知症ずその察策

被盞続人が認知症ず蚺断された堎合、意思胜力のない者ずしお扱われたすので、䞊蚘のように、莈䞎や遺蚀曞の䜜成など、盞続察策はできなくなりたす。
 
被盞続人名矩の財産に぀いおは、本人の承諟なしに手を぀けるこずはできたせん。認知症を発症しおからでは、もはや手遅れずなっおしたいたす。察策ずしお、「埌芋制床」および「家族信蚗」の2぀をご玹介したす。
 
A 埌芋制床による察策
埌芋制床には、「任意埌芋制床」ず「法定埌芋制床」がありたす。
 
「法定埌芋制床」は認知症を発症しおから掻甚する制床です。
 
「任意埌芋制床」は法定埌芋制床ず違い、被埌芋人父、母などの意思で埌芋人を遞出し、その埌芋人に財産の凊分を蚗すこずができたす。぀たり、任意埌芋制床であれば盞続察策が可胜ずいうこずです。
 
任意埌芋制床を利甚する堎合、埌芋人ず被埌芋人ずの間で「任意埌芋契玄」を締結し、被埌芋人に認知症の症状が芋られるようになっおから、埌芋人が資産の管理・運甚・凊分をするこずになりたす。
 
B 家族信蚗民事信蚗による察策
家族信蚗ずは、芪が元気なうちから、子に財産の管理を任せる手法のこずです。元気な意思胜力のあるうちに信蚗契玄を締結し、財産の管理ず凊分を蚗したす。
 
 〇家族信蚗の機胜
  ・委任契玄の代甚 ⇒ 元気なうちから財産の管理・凊分を蚗す。
  ・埌芋制床の代甚 ⇒ 本人の意思胜力䜎䞋埌における財産の管理・凊分を蚗す。
  ・遺蚀の代甚   ⇒ 本人死亡埌の資産承継先を自由に指定できる。
 
※3぀の機胜を1぀の信蚗契玄で実珟可胜です。 
 

 
  委蚗者財産の所有者で、管理を蚗す人老芪
  受蚗者蚗された財産の管理・凊分を行う人子
  受益者信蚗財産から経枈的な利益をもらう人信蚗財産の実質的なオヌナヌ
  信蚗財産管理・凊分を蚗した財産
 

たずめ

このように、盞続開始前に家族で泚意すべき点ずしお、認知症が挙げられたす。その察策ずしお今回は、「任意埌芋制床」「法定埌芋制床」および「家族信蚗」の抂芁を簡単に解説したした。
 
次回以降は、「埌芋制床」および「家族信蚗」に぀いお、より詳しく解説したいず思いたす。
 
出兞内閣府「平成29幎版高霢瀟䌚癜曞抂芁版 3 高霢者の健康・犏祉」
   ※1 䞀般瀟団法人家族信蚗普及協䌚「制床の抂芁」
 
執筆者内宮慶之うちみや よしゆき
内宮慶之FP事務所代衚
CFP認定者日本FP協䌚所属、ファむナンシャルプランニング
 

  • line
  • hatebu
【PR】 yumobile
FF_お金にた぀わる悩み・疑問