更新日: 2019.11.07 生命保険

生命保険の払込保険料の平均は年間約20万円!6割の人が保険料の高さに不満も。

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

生命保険の払込保険料の平均は年間約20万円!6割の人が保険料の高さに不満も。
もしも、自分が病気などで入院するようなことになったら、短期でも数万円、長期入院ともなると数十万以上の金額がかかってきます。さらに、自分が亡くなってしまったら、後に残る家族の生活も心配ですね。生命保険はそんな時に備えるためのもの。
 
公益代団法人 生命保険文化センターの調査(※1)によれば、生命保険加入率は82.1 %となっており、多くの人は保険に入っているようです。それでは、みなさんはどれくらい保険料を支払っているのでしょうか?
 
同調査における生命保険や個人年金保険加入者の年間払込保険料の平均は19.6 万円です。みなさん、結構払っているんですね。何年も払うので、トータルでは数百万円も支払っていることに。払い過ぎている保険の見直しをする人も多いですよね。
 
保険管理アプリ「ミルホ」を提供する株式会社MILIZEは、生命保険に関する不満やストレス等を調査するアンケートを実施しました(※2)ので、結果を見てみましょう。
 

【PR】日用品10点セットプレゼント

【PR】保険クリニック

おすすめポイント

初めてご相談いただいた方へ日用品10点セットをプレゼント!
保険相談であなたにぴったりな保険がみつかる
業界トップクラス!取り扱い保険会社約50社
※詳細はキャンペーンページをご確認ください

FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

保険料の高さや妥当性に不満がある人が約6割

生命保険を検討する時から加入後までの流れの中で大変だったこと(不満・ストレス)は何かと聞いたところ、最も多い回答は「保険料が高い」(62.1%)でした。
 
前述したように、平均の保険料の払い込みが年間約20万円であり、月額1〜3万円払っている人が8割、それ以上払っている人も1割以上います。夫婦で加入すると倍ですから、結構な金額ですよね。
 
次いで「保険料の妥当性が分からない」(57.0%)、「保険商品の内容が分かりにくい」(54.2%)、「保険の内容が自分にとって妥当なのか分からない」(54.1%)、「加入後どのような保険に加入しているのか忘れる」(53.3%)という、商品の複雑さや金額の妥当性に不満を感じたようです。
 

【PR】日用品10点セットプレゼント

【PR】保険クリニック

おすすめポイント

初めてご相談いただいた方へ日用品10点セットをプレゼント!
保険相談であなたにぴったりな保険がみつかる
業界トップクラス!取り扱い保険会社約50社
※詳細はキャンペーンページをご確認ください

加入中の保険の内容を理解している人は約6割。内容や保険料に腹落ちしている人は3人に1人

次に、現在加入中の保険の内容を理解しているか尋ねると、「理解している」と回答した人が58%、「理解していない」と回答した人が19%でした。約2割の人が、理解していないまま保険契約をしていることが分かりました。
 
また、現在加入中の保険内容や保険料について腹落ちしているかを聞くと、「している」と回答した人が35%で、「どちらとも言えない」が46%、「していない」が15%でした。腹落ちしている人は3人に1人しかいないんですね。
 
腹落ちしていない具体的な理由を見ると「本当に必要な保険に加入できているのか、不要な部分にお金を払っているのではないか」「保障内容に対しての保険料が高いか安いかよく分からない」「本当に必要かどうか疑問に思うこともあるが、もしもの時の備えと考えればその通りであり、保険の必要性や金額の妥当性について判断しにくい」といったようなものでした。
 
生命保険は、その価値が発揮されるのが不確定な未来であり、保障と保険料の妥当性を判断することが難しいので、なかなか腹落ちしないのだと思われます。
 

情報源は主に生保の営業から。今後はFPなど専門家に相談して自分で判断したい

生命保険に加入検討時に最も参考にした情報源と、今後検討する際に最も参考にしたい情報源について聞くと、加入検討時に最も参考にしたのは「保険会社の営業職員」で、43.9%とダントツでした。
 
今後参考にしたい1位も「保険会社の営業職員」(33.5%)であり、今の時代でもインターネットより生保レディを中心とした営業による情報収集が主という、少し特殊な分野であることが分かります。
 
とはいえ、今後参考にしたい情報源として「FP(ファイナンシャルプランナー)など保険の専門知識を有している専門家」が19.1%と、加入検討時に比べて7.7ポイント高くなっています。
 
「インターネットの情報」(17.1%)も4.3ポイント高くなっており、今後は自分で調べたり、保険会社の営業よりも企業に所属しない専門家から情報収集したいという意識が高まっているようにみえます。
 
生命保険はもしもの時のために入っておくべきですが、消費税がさらに上がる不安、また将来の年金受給の不安などを考えると、少しでも支出を減らしたいと思う人も多いでしょう。
 
そうであれば保険の内容を一度見直してもいいかもしれません。まずは自分の保険内容を確認し、インターネットで各社の保険商品を調べてみてはいかがでしょう。
 
出典
※1:公式財団法人 生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査(速報版)」
※2:株式会社MILIZE「生命保険に関するアンケート」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

ライターさん募集