公開日: 2020.11.11 保険

収入保障保険と定期保険。自分にあった保険はどっち? それぞれの特徴を解説

執筆者 : 浦上登

近頃、収入保障保険という言葉をよく聞きます。死亡保障を付けるなら、収入保障保険で付けると万が一のときにも毎月の生活費がもらえるという点がお勧めのようです。
 
収入保障保険と同種の保険に定期保険があります。どちらも死亡保障に特化した保険ですが、今回は2つの保険の違いと、収入保障保険の特徴について説明してみたいと思います。
 
浦上登

執筆者:

執筆者:浦上登(うらかみ のぼる)

サマーアロー・コンサルティング代表 CFP ファイナンシャルプランナー

東京の築地生まれ。魚市場や築地本願寺のある下町で育つ。
 
早稲田大学卒業後、大手メーカーに勤務、海外向けプラント輸出ビジネスに携わる。今までに訪れた国は35か国を超える。その後、保険代理店に勤め、ファイナンシャル・プランナーの資格を取得。
 
現在、サマーアロー・コンサルティングの代表、駒沢女子大学特別招聘講師。CFP資格認定者。証券外務員第一種。FPとして種々の相談業務を行うとともに、いくつかのセミナー、講演を行う。
 
趣味は、映画鑑賞、サッカー、旅行。映画鑑賞のジャンルは何でもありで、最近はアクションもの、推理ものに熱中している。

https://briansummer.wixsite.com/summerarrow

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浦上登

執筆者:

執筆者:浦上登(うらかみ のぼる)

サマーアロー・コンサルティング代表 CFP ファイナンシャルプランナー

東京の築地生まれ。魚市場や築地本願寺のある下町で育つ。
 
早稲田大学卒業後、大手メーカーに勤務、海外向けプラント輸出ビジネスに携わる。今までに訪れた国は35か国を超える。その後、保険代理店に勤め、ファイナンシャル・プランナーの資格を取得。
 
現在、サマーアロー・コンサルティングの代表、駒沢女子大学特別招聘講師。CFP資格認定者。証券外務員第一種。FPとして種々の相談業務を行うとともに、いくつかのセミナー、講演を行う。
 
趣味は、映画鑑賞、サッカー、旅行。映画鑑賞のジャンルは何でもありで、最近はアクションもの、推理ものに熱中している。

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収入保障保険と定期保険

定期保険と収入保障保険は、ともに稼ぎ手である世帯主の死亡保障に特化した保険ですが、収入保障保険は世帯主=被保険者に万が一のことが起こった日(事故発生日)がいつになるかによって保険金額が変わってくることに特徴があります。
 
定期保険は保障期間中に保険事故が発生した場合、時期によらず、一定金額の保険金が一時金で支払われます。
 
これに対して収入保障保険は、事故発生日が保険期間満了時期(例えば、世帯主60歳または65歳)に近ければ近いほど保険金額が減り、保険金は月払いか年払いで支払われます。
 
これは収入保障保険が次の考え方に基づいて設計されているためです。
1. 世帯主に万が一のことがあった場合、世帯主の退職時点までの遺族の生活費を保障する。
2. 遺族が生活費として使いやすいように、保険金は一時金ではなく、月払い、または年払いとする。
 
具体的には以下の例のようになります。
・毎月10万円を受け取る契約で、保険期間が残り30年の場合の保険金総額
10万円×12ヶ月×30年=3600万円
 
・毎月10万円を受け取る契約で、保険期間が残り15年の場合の保険金総額
10万円×12ヶ月×15年=1800万円
 
上記の例で分かるように、保険満了期間までの年数に比例して保険金額が少なくなります。
 
世帯主は退職までの間、家族の生活費を稼ぎますが、退職が近づくにつれて稼げる収入は少なくなり、また子どもの成長に応じて教育費などの負担も減るので、この保険金額の設定は合理的です。保険会社から見ても、時間の経過とともに保険金額が少なくなるので保険料を安くすることができます。
 
定期保険の場合、子どもの成長に応じて保険金額を少しずつ下げることがありますが、収入保障保険はその調整を自動的にやってくれます。
 
また、保険期間満了の3ヶ月前に万が一のことがあった場合、本来であれば保険金額は10万円×3ヶ月=30万円になりますが、確定保証期間がある保険に加入していれば保険金額の最低保証があります。確定保証期間は保険会社や商品により異なりますが、通常1年から5年といった間で契約時に選択することができ、長い期間を選べば保険料はそれだけ高くなります。
 
例えば確定保証期間が2年で、毎月10万円を受け取る契約であった場合、最低保険金は次のとおりになります。
10万円×12ヶ月×2年=240万円
 
ただし、保険期間満了時期までに保険事故がなければ保険料は掛け捨てとなります。この点は定期保険と同様です。
 

収入保障保険の特徴

●メリット
(1)生活費は毎月かかるので、継続的にもらった方が実際の支出に見合い、便利で管理も容易である。
(2)子どもの成長などに合わせて、保険金額を自動的に調整してくれる。
 
●デメリット
月額または年額払いなので、一時的に生じる大きな出費には対応できない。例えば、大学への入学金、結婚費用、住宅購入のための頭金など。
 

まとめ

ここまで見てきたように、収入保障保険と定期保険の大きな違いは、保険金額が年齢によって調整されるかどうかという点と、保険金額の支払方法(継続払いか一時払いか)にあるようです。自分自身のニーズやライフプランに合わせて、どちらにするか決めることをお勧めします。
 
執筆者:浦上登
サマーアロー・コンサルティング代表 CFP ファイナンシャルプランナー

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