更新日: 2021.09.29 その他保険

電動アシスト自転車に乗っている人は2割? 自転車保険には加入している?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

電動アシスト自転車に乗っている人は2割? 自転車保険には加入している?
自転車は、ちょっとした距離を移動するには交通費がかからず、燃料も不要でエコな乗り物です。運動にもなるうえ、密が避けられ、コロナの感染リスクを減らすことができます。
 
2020年の「自転車購入」の平均支出金額は4078 円(※1)。5年前の2016年の3685円(※2)から徐々に増えているようです。
 
株式会社プラネット (東京都港区)は、「自転車に関する意識調査」を実施し、4000人から回答を得ました(※3)。どのくらい自転車を使っているのか、保険に加入しているのか等聞いていますので、結果を見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

自転車をほぼ毎日乗っている人は1割。買い物目的がダントツ

自転車をどのくらいの頻度で使用するか聞いたところ、全体で50.0%の人が「乗れるが日常的に使用しない」と回答しました。次いで「ほぼ毎日」(10.9%)で、毎日乗っている人も一定数いるようです。
 
次に、自転車を使用する目的を聞いたところ、「買い物」が85.0%とダントツで1位となりました。男性が79.8%、女性が90.9%と、女性が10ポイント以上高い結果となりました。
 
2位はサイクリングなどの「気分転換やリフレッシュ」(24.5%)ですが、こちらは男性が34.0%、女性が14.0%と、男女が逆転しています。3位は「通勤・通学」(24.0%)でした。
 

電動アシスト自転車に乗っている人は2割

使用している自転車の種類については、いわゆるママチャリの「シティサイクル」が70.4%と圧倒的に多い結果に。2位は「電動アシスト自転車」(19.8%)でした。
 
高価ですが全体の2割を占めており、意外と使用している人が多いようです。坂道が多いエリアに住んでいる場合は普通の自転車では大変です。日常的に使うなら、高くても電動アシスト自転車を選ぶのでしょう。
 
また、近年ではシェアサイクルを見かけますが、今回の調査では0.8%と、あまり利用されていないようでした。
 

自転車保険に加入している人は54.6%

「あなたが自転車に乗っている時には、事故にあったり、事故が起こりそうになったりしたことはありますか。ある場合、その事故内容を教えてください」と聞いたところ、「事故にあったり、事故が起こりそうになったりしたことはない」と答えたのは44.8%でした。
 
逆にいえば、危険な体験をしている人は半数以上いることになります。具体的は「転倒した」(27.5%)、「動いている自転車にぶつかった(ぶつかりそうになった)」(22.8%)、「動いている自動車にぶつかった(ぶつかりそうになった)」(17.2%)が続きました。
 
事故にあったり、事故が起こりそうになった経験がある人に、「責任は自分にあると思うか」と聞いたところ、56.6%の人が「自分に責任がある」と感じていました。
 
月に数回以上の頻度で自転車を利用する人を対象に、自転車保険に加入しているか尋ねると、「加入している」は54.6%でした。一方、「加入したことはない」が31.4%、「以前加入していたが、今はしていない」が6.9%と、加入していない人は38.3%でした。
 
昨年4月に東京都で自転車保険への加入を義務化するなど(※4)、自転車保険への加入を義務化もしくは努力義務としている都道府県は半数以上です。自転車による事故でも、時には相手が亡くなったり、重傷を負わせてしまったりすることがあります。
 
もしもの時のために、自転車保険は加入しておいた方がいいでしょう。
 
※1:総務省統計局家計調査 2020年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格
※2:総務省統計局家計調査 2016年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格
※3:株式会社プラネット「自転車に関する意識調査」
※4:東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

【PR】あなたの不安をFPに無料相談してみませんか?

ライターさん募集