こんな人は要注意!保険の見直しをしないほうがいい人の特徴

配信日: 2021.10.06

この記事は約 3 分で読めます。
こんな人は要注意!保険の見直しをしないほうがいい人の特徴
保険の見直しは将来を考えるにあたりとても大切なことです。しかし、保険の見直しはいつ何度でもやればやるほど良いというわけではありません。
 
今回はまだ保険の見直しをするタイミングではない、まだ保険の見直しをしなくてもよい可能性のある人の特徴について紹介します。
柘植輝

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
◆お問い合わせはこちら
https://www.secure-cloud.jp/sf/1611279407LKVRaLQD/

2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

保険の見直しは大切である

勘違いをしてしまわないよう本題に入る前に申し上げておきますが、定期的に保険の見直しを行うことはとても大切でなことです。
 
環境や家族構成などの変化に応じた保険の見直しは大切であるものの、やみくもにすればいいというものでもありません。この考え方を前提として、保険の見直しをまだ早い、まだする必要がない可能性のある人の特徴ついて見ていきます。
 

最近見直しをしたばかり人

保険の見直しは年に何回もするものではなく、基本的には年に1回程度行えば十分となります。年齢は誰しも1年に1歳しかとりませんし、子の進学や就職、自身の退職などの大きなイベントは基本的には年にそう何度も起こるものではないからです。
 
また、保険の見直しは直近1年や数年先のことも見越して行うものになるため、下手に1年に何度も見直しを行うと保険に対する考えがぶれてしまったり、必要な保険を解約したり、逆に不安になって不要な保険を契約してしまうという原因にもなりかねません。
 
直近1年以内に保険について見直しをしている場合は、来年まで見直しをしなくてもいいと考えて今の保険内容を信頼し、安心することも時には大切です。
 

変化がほとんどない場合

直近の見直しにおいて一定の変化を見越して保険の見直しを行っており、その想定どおりに進んでいる、あるいは変化がほとんどないという場合も保険の見直しは必要ない場合が多くあります。
 
見直しは家族構成、ライフプラン、年齢といった自身や家族の変化に応じて保険の内容を最適なものとするために行うため、その点に大きな変化がない、あるいは想定どおりに変化しているだけという場合も保険の見直しは不要な場合も多いです。
 

保険の見直しの必要がないという結論が出た場合

年月の経過や家族構成が変化したことにより、保険の見直しが必要だと思っていたところ、見直しの検討をしてみたら見直しが不要であるということもあり得ます。
 
例えば、子の進学というライフイベントがあったものの、現在の保険内容がそのまま最適な保険内容となっていた場合です。
 
自身や家族に変化があれば基本的には保険の見直しは必要であるものの、現在の保険内容が最適である場合にまで無理に保険の見直しをしてしまうと、保険が最適な状態ではなくなってしまう恐れもあります。
 
保険の見直しは絶対にしなければならないというものでもありません。検討の結果、見直しが必要ないと判断されるのであれば、見直しはしないというのもある意味では保険の見直しの1つになります。
 

保険の必要かどうかの判断はFPへ相談を

定期的な保険の見直しは大切ではあるものの、短期間に何度も行ったり、必要がないと判断したときにまで無理に行わなければならないものでもありません。
 
ただ、保険の見直しが不要だと思っていたところ実は見落としがあり、保険の見直しは必要だったという可能性もあり得ます。
 
保険の見直しについては1人で行うのではなく、専門のFPなどと相談し、その内容を基に再度自身でも考え、見直しが必要であるか不要であるか判断するようにしてください。
 
執筆者:柘植輝
行政書士

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集