更新日: 2022.03.31 保険

80歳までと考えたら、保険は積立と掛け捨てどっちがお得?

80歳までと考えたら、保険は積立と掛け捨てどっちがお得?
生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」によると、生命保険に加入している人は、男性では81.1%、女性では82.9%です。
 
非常に多くの方が加入していますが、「積立」にするか「掛け捨て」にするかどちらがお得なのか気になる方は多いのではないでしょうか?
 
そこで今回は、80歳までと仮定して、「積立」と「掛け捨て」のどちらがお得なのかについて説明します。老後のライフプランとしてぜひ参考にしてください。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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積立と掛け捨てのシミュレーション

今回は、ライフネット生命の掛け捨て保険の「定期死亡保険」とオリックス生命の積立保険の「終身保険ライズ」でシミュレーションしてみました。
 

・定期保険ブリッジ

●加入年齢…30歳
●性別…男性
●保険金額…1000万円
●保険料(月払い)…4775円
●総支払保険料…286万5000円

 

・終身保険ライズ

●加入年齢…30歳
●性別…男性
●保険金額…1000万円
●保険料(月払い)…1万4060円
●総支払保険料…843万6000円(80歳時点での解約返戻金:946万円)

 
保険料だけで考えると約3.7倍ほど積立保険の方が多くなります。では、掛け捨て保険と積立保険の特徴について見ていきましょう。
 

掛け捨て保険と積立保険の特徴について

掛け捨て保険は、その名の通り、解約したときにほとんど解約返戻金がない生命保険になります。その分、保険料は、積立保険よりも安いのが一般的です。
 
一方、積立保険は、解約したときに解約返戻金がある生命保険になります。解約返戻金は、契約してから一定年数を超えると、支払った保険料より増えて戻ってくる保険もあります。
 
その分、保険料は、掛け捨て保険よりも高くなるのが一般的です。では、80歳まで生きる場合、掛け捨て保険と積立保険どちらがお得なのでしょうか?
 

掛け捨て保険の積立保険、どちらがお得なのかは人それぞれ!

結論からすると掛け捨て保険と積立保険のどちらがお得なのかは人それぞれの考え方次第です。先述のシミュレーションのように、掛け捨て保険は、積立保険よりも保険料が圧倒的に安くなりますが、解約返戻金はありません。
 
一方、積立保険の場合は、解約返戻金があります。先程のシミュレーションでは80歳の時に解約した場合、約946万円の解約返戻金がありますので返戻率は112%です。
 
このように説明すると、積立保険のほうがお得なのではないかと思われる方が多いかもしれません。しかし、掛け捨ての保険は圧倒的に保険料が安いです。もし、積立保険との差額分を投資信託などで運用した方が大きなお金になるかもしれません。
 
保険料は毎月約1万円の差額がありますので、もし年間3%で運用できれば50年後には投資元本600万円に対して1389万3231円になります。年間3%での運用というのは、平均すれば決して難しい運用ではありません。
 
積立保険は一見するとお得そうに見えますが、50年間かけて返戻率はわずか12%という見方もできるのです。つまり、投資を積極的に行いたい方は保険料の安い定期保険で保障の準備をし、浮いた資金で投資を行うのが良いでしょう。
 
一方、投資などに興味がなく安定的にお金を殖やしたい方には、積立保険がおすすめです。このように、掛け捨て保険と積立保険のどちらがお得かは人それぞれの考え方によって異なりますので覚えておいてください。
 

掛け捨て保険、積立保険それぞれの良さがある

掛け捨て保険と積立保険にはそれぞれの良さがあります。一見すると積立保険のほうがお得そうに見えますが、掛け捨て保険は圧倒的に保険料が安いという特徴があるので一概にそうはいえません。
 
掛け捨て保険と積立保険の差額で投資信託などで運用した方が大きく増える可能性もあります。例えば積立保険で最低限の保障を用意して、子どもが小さい時など大きな保障が必要な時期に定期保険で上乗せするのも良い方法です。
 
もしくは、お金に余裕があり、投資をしたくない方は、積立保険一本にして保障と老後資金を同時に貯めるのも良いでしょう。
 
ぜひ今回の記事を、掛け捨て保険と積立保険のどちらがご自身のライフプランに合っているかを考えるきっかけにしていただければ幸いです。
 
出典
生命保険文化センター
オリックス生命
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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