更新日: 2022.05.30 医療保険

子どもも医療保険は必要? 見直すのはどのタイミングがベスト?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

子どもも医療保険は必要? 見直すのはどのタイミングがベスト?
急に発熱したり、思わぬけがをしたりと、子どもが小さいうちは病院のお世話になることが少なくありません。その一方で「子どもに医療保険は必要ない」という声も聞かれるため、加入を迷う人は多いでしょう。
 
本記事では子どもの医療保険が「不要だ」と言われがちな理由と、必要とされる理由をそれぞれ紹介します。子どもの医療保険を見直すタイミングも併せてチェックしてみてください。

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子どもの医療保険が不要と言われる理由とは?

子どもの医療保険が不要であると言われる理由は、大きく分けて2つあります。
 

・子どもの医療費助成が充実している

子どもの医療費の自己負担額は、小学校入学前までは2割です。加えて、日本の全ての市区町村では子ども医療費の助成を行っています。助成の内容や条件は自治体によって異なりますものの、中学卒業(15歳年度末)まで医療費の自己負担が無料になるケースも多くあります。ただし、自治体によっては所得制限を設定している場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
 

・子どもは入院率が低く、平均入院日数が短い

厚生労働省の「平成29年(2017)患者調査の概況」で、年齢別の受療率を見てみましょう。受療率とは「人口10 万人あたり医療機関を受診した人がどのくらいか」を表したものです。
 
まず入院の受療率では、0歳は1167、1~4歳は169、5~9歳は86、10~14歳は94となっています。0歳と1~4歳を除けば入院の受療率は年齢とともに上がり、65~69歳では1305です。このことから、子どもはほかの年代と比べて入院率が低いといえます。
 
さらに平均在院日数を年齢別に見てみますと、0~14歳では7.4日です。15~34歳が11.1日、35歳~64歳が21.9日、65歳以上が 37.6日であることを踏まえれば、子どもは入院日数が短いといえます。
 

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子どもの医療保険が必要とされる理由は?

子どもの医療費については助成がありますが、それだけでは十分とはいえません。子どもが病気やけがをしたときには、医療費以外にもお金が必要です。通院の場合、交通費はもちろん、外食や総菜購入代など、食事にかかる費用も普段より増える可能性があります。
 
入院となれば、両親のどちらかが仕事を休んで付き添う必要があるかもしれません。その場合は入院中ずっと、親用のベッドレンタル料や食事代などがかかります。
 
また公的医療保険では、個室を希望する際の差額ベッド代や、先進医療の治療費などは対象外です。このような場合に、子どもの医療保険は経済的な助けになるでしょう。子どもの病気やけがに事前に備えておけるのは、医療保険の大きなメリットです。
 
一般的に、大きな病気をしたり健康状態を損なったりしてからでは、医療保険加入のハードルが高くなります。子どもが健康なうちに医療保険に加入しておくというのも一つの考え方です。
 

子どもの医療保険を見直すタイミングは?

子どもの医療保険を見直し、解約を検討するタイミングは「子どもが独立するとき」です。就職などを節目として、子ども自身が必要な保障を選び、新たに保険に加入するのが良いでしょう。親が子どものために加入した保険は、子どもにとって不要な保障がついていたり掛け金が高すぎたりすることもあります。無理なく支払える保険料で、過不足のない保障内容の商品に加入し直すことをおすすめします。
 

わが家の場合は?子どもの医療保険が必要かどうか判断しよう

子どもの医療保険が必要かどうかは、人によって意見が分かれます。家計の状態や自治体の医療費助成制度の内容などは、家庭ごとに異なるためです。とはいえ、いざ子どもが病気やけがをしたとき、医療保険は経済的な安心材料の一つになるでしょう。子どもの医療保険加入に迷っている場合は、住んでいる自治体の医療費助成を考慮した上で、家計に負担にならない範囲で検討してみてはいかがでしょうか。
 

出典

厚生労働省 医療費の一部負担(自己負担)割合について
厚生労働省 令和元年度「乳幼児等に係る医療費の援助についての調査」について
平成29年(2017)患者調査の概況表4 性・年齢階級別にみた受療率(人口10万対)
平成29年(2017)患者調査の概況表6 傷病分類別にみた年齢階級別退院患者の平均在院日数
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 

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