更新日: 2022.08.26 その他保険

人間ドックを受けたいけど高くてなかなか……。安く受けられる方法はないの?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

人間ドックを受けたいけど高くてなかなか……。安く受けられる方法はないの?
人間ドックを受けたほうが健康維持のためにはよいと分かっていても、高額であることから避けてしまう人もいるでしょう。
 
もしも、安く人間ドックを受ける方法があるなら知りたいという人は多いのではないでしょうか。
 
そこで、今回の記事では人間ドックを安く受ける方法について紹介します。費用面でのハードルを下げ、人間ドックを受けて健康維持をしましょう。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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人間ドックの費用

人間ドックは保険適用外であるため、全額自己負担になります。そのため、費用が高額になりがちです。
 
また、医療施設によって検査項目の組み合わせが多様なので費用もバラバラです。同じ検査であっても、医療施設によって料金設定が違うこともあります。一般的な人間ドックの費用は3~5万円程度が平均ですが、ここに、オプションなどがついてくると費用が増えていきます。
 

組合健保と協会けんぽの場合

会社勤めをしている人は社会保険に加入していることがほとんどでしょう。そのなかで、大手企業などの社員数が多い企業に勤めている場合は「組合管掌健康保険(組合健保)」に、組合健保が設立されていない企業に勤めている場合は「全国健康保険協会(協会けんぽ)」に加入していることが多いです。
 
健康保険組合によって補助内容が異なるものの、人間ドックの費用を補助してくれる場合があります。保険加入者だけでなく配偶者などの扶養家族も費用補助の対象になる場合があるので、家族でお得に人間ドックが受けられる可能性があります。
 
協会けんぽに加入している35~74歳の人は、一部の検査は含まれないものの人間ドック相当の検査を通常価格よりも安く受けられます。尿検査や胸部レントゲンなどを含む約30項目の検査に加え、肝炎ウイルス検査や女性特有の病気をみつけるためのマンモグラフィーや子宮頸部細胞診が受けられます。検査の対象者など細かく決められているので、協会けんぽのWebサイトで確認してみましょう。
 
また、協会けんぽの人は医療機関と協会けんぽの提携プランである「差額人間ドック」の対象にもなっています。医療機関に直接保険者番号などを伝えて予約するだけで、窓口での支払いが割引後の価格になるなど手続きも簡単です。
 

国民健康保険と民間保険の場合

自営業や個人事業主などの場合、「国民健康保険」に加入している場合がほとんどです。国民健康保険は一部の自治体で人間ドックの費用の一部を負担してくれる場合があります。年齢や助成額については自治体ごとに異なるので、お住まいの自治体で確認してください。
 
民間の生命保険会社に加入している人は、保険会社によっては割引制度を実施しているところがあるので確認してみましょう。保険会社のなかには医療機関と提携している場合があり、提携先の医療機関に限り人間ドックを割引で受けられるキャンペーンを実施していることがあります。
 

お得に人間ドックを受けて健康寿命を延ばそう

人間ドックは治療ではないため全額自己負担になってしまいます。高額な場合が多く、受けることをためらってしまう人もいるでしょう。しかし、加入している保険によっては割引価格で人間ドックを受けられます。
 
国民健康保険でも自治体によっては助成金がでる場合があるので、必ずしも全額負担しなくてはならないわけではありません。少しでも安く人間ドックを受けられるなら、健康寿命を延ばすためにも受けることを検討してみましょう。
 

出典

全国健康保険協会 協会けんぽ 健診のご案内
東京都千代田区 人間ドックの補助を利用したいとき
大阪市 1日人間ドック(大阪市国民健康保険)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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