更新日: 2022.12.08 その他保険
コロナで加入者が増えている? ネット保険ってどうして安いの?
コロナに感染した場合、基本的には入院か自宅療養となります。その間、会社員であれば欠勤を余儀なくされ、欠勤中は給料も支払われないことが多いです。
こうした事態に備え、ネット保険に加入する人が増えているといいます。ネット保険は保険料が安く、手軽に加入できるところが強みです。
では、なぜネット保険はそこまで安いのでしょうか?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ネット保険は非対面型で人件費を抑えられる
そもそもネット保険とは、インターネット上で加入手続きができる保険のことです。
一般的な保険の場合、加入手続きは、保険会社の窓口や加入者の自宅などで、対面式で行われます。コンサルタントと面談し、保険に対する意向確認や提案、プラン決め、保険内容の説明などがあり、審査を通過してようやく加入することができます。
手続き開始から実際に加入するまで多くのプロセスを要し、その間は専門家の力を借りながら、見積もりや保険内容を話し合っていくというのが通常の流れです。
これに対して、ネット保険はインターネット上ですべてのプロセスが完了されます。そこにはコンサルタントも存在せず、ウェブ上に記載された保険情報を参照しながら、いつでも好きなときに保険加入のプロセスを進められます。
もちろん、専門家を通さずに保険内容を決定するため、手続きの際は、加入者自身にもある程度の予備的な保険知識が必要になるでしょう。
ただ、非対面式である分、人件費という大きなコストを抑えられるため、ネット保険は一般的な対面式の保険に比べて保険料を安くできるというメリットがあるのです。
コロナでネット保険に加入する人が増えている?
ネット保険は新型コロナウイルスにも対応しています。
新型コロナに対応した保険を「コロナ保険」とも呼びますが、コロナ保険は新型コロナ以外の病気やけがにも対応してくれる幅広い医療保険の一種です。
特にコロナの場合、自覚症状がなくとも、入院や自宅療養が必要な場合もあります。その際、会社によっては給料が支払われないことも多く、場合によってはコロナによって経済的損失が生じてしまうことがあります。
保険に加入していれば、そうしたコロナによる不測の事態にも対応することが可能です。特にネット保険であれば、一定の条件を満たすことによって、今すぐにでもコロナ対応の保険に加入することもできます。
もちろん、すでにコロナにかかっている人が今から加入することは難しいですが、健康状態に問題なく、ネット環境が整っている人であれば、ネット保険ならそこまで厳しい審査もなく加入できるでしょう。
また、「コロナ保険」と呼ばれる医療保険だけではなく、ネット保険にはがん保険や死亡保険、自動車保険や海外旅行保険など、幅広い分野の保険商品があります。
医療保険以外の分野でも、ネット保険は料金が安く、加入しやすいというメリットがあるので、これから先は保険の世界でも、オンラインでの手続きが主流になっていくと予想されています。
コロナに打ってつけ!ネット保険で不測の事態に備えよう
コロナ禍で、健康な人でも不測の入院や自宅療養を強いられる危険性は高まっています。ネット保険は対面式の保険に比べて保障内容がシンプルで、保険料も安いため、コロナのために加入する保険としては打ってつけだといえるでしょう。
ただ、保障内容や具体的な料金は、選択する保険商品などによって変わります。ネット保険を利用する際は保障内容などをしっかり確認し、また告知ミスがないよう、注意して申し込みように心がけましょう。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部