旦那と離婚する予定ですが、保険制度を見直すのが面倒です。特に注意すべきことを5つ教えてください!
配信日: 2023.11.08
そこで今回は、離婚して民間保険を見直す際に特に注意するべき5つのポイントについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
すぐにやらなければならない2つのポイント
夫婦で加入していた保険の受取人が配偶者になっている場合は保険の受取人を変更しましょう。
なぜなら、離婚後に保険金の受取人を変更しないと、自分が亡くなったときに元配偶者が受取人となってしまう可能性があるからです。受取人を変更して子どもにしておけば、自分が亡くなった後に払われる保険金は子どもが受け取れます。その保険金は子どもが生活を維持するための大きな支えとなるでしょう。
次に、保障期間を確認しましょう。なぜなら、夫婦で加入していた場合、保険の契約期間が夫婦の生活に合わせて長めに設定されていることがあるからです。保険契約の期間が長いと、その分保険料も高くなります。自分自身の生活に合わせた保険契約の期間に見直すことは、保険料を抑えることにつながります。
見直しするべき3つのポイント
受取人を変更し、保障期間を確認したら、次の3つのポイントについて見直しを検討しましょう。
まずは保障額です。保障額とは、保険契約において保険の対象に対して設定する契約金額を指します。この保障額が離婚後の生活に合わせた額になるよう見直しましょう。
なぜなら、夫婦で加入していた保険の保障額が夫婦の生活に合わせて設定されたままの場合、保険料が高くなりすぎることがあるからです。保障額を抑えると保険会社が支払う保険金額も減ることになるため、保険料も抑えられます。
ただし、保障額を抑えるということは将来受け取れる保険金も減るということです。そのため、自分自身の生活状況に合わせて適切な保障額を設定することが重要です。
次に、保障の種類を見直しましょう。保障にはさまざまな種類があります。医療保険やがん保険、就業不能保険などです。離婚前に加入した際には、夫婦での結婚生活を前提にどの保障が必要かを考えていた人が多いのではないでしょうか。そのような場合、離婚後は新たな生活に合わせて保障の種類を見直さなければなりません。
最後に、保険料を見直しましょう。特に夫婦での世帯収入を前提として保険料を設定していた場合、離婚後は保険料が大きな負担になってしまう可能性があります。多くの場合、離婚後は収入が減ってしまうことが想定されます。そのため、新たな自分自身の生活に合った金額に変更することが大切です。
保険の見直しは必ず行おう!
離婚後に保険を見直すことはとても面倒なことだと感じる人も多いでしょう。しかし、それは必要なことです。
なぜなら、保険を見直さないままだと、保険金が元配偶者に支払われてしまったり、毎月の保険料が重い負担となってのしかかってきたりする可能性があるからです。自分自身の生活と将来のため、離婚する際は保険の内容をよく確認して見直しましょう。
出典
保険マンモス 急いで解約しないで!離婚するときの保険の見直し方
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー