更新日: 2020.08.24 その他保険

個人年金保険って何?どんな種類がある?メリット・デメリットとは

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

個人年金保険って何?どんな種類がある?メリット・デメリットとは
公的な年金だけでは老後が不安という人は個人年金保険を活用してみましょう!今回は個人年金保険の種類や特徴など、分かりやすく解説していきます。
 
メリットだけではなくデメリットや注意点についてもしっかり理解してくださいね。

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個人年金保険とは?

個人年金保険とは、国民年金や厚生年金だけではカバーできない老後資金を自分で準備するための保険です。
 
運用や管理は契約した保険会社が行ってくれるため、専門知識や管理コストは不要。
 
老後資金に不安を感じている人が増えていることから、個人年金保険の需要も高まっています。
 

個人年金保険とiDeCoの違い

iDeCoと個人年金保険の大きな違いは、取り扱っている会社と運用方法です。
 
個人年金保険は保険会社が取り扱っている金融商品であるのに対し、iDeCoは証券会社や銀行などが取り扱っている金融商品です。
 
個人年金保険は保険会社が運用してくれますが、iDeCoは自分自身で運用商品を選ぶ必要があります。
 
この他にも個人年金保険料は一定額が所得税控除の対象になりますが、iDeCoは全額所得控除の対象になるという違いもあります。
 

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個人年金保険には3種類ある

個人年金保険には「確定年金」「有期年金」「終身年金」の3種類があります。それぞれの内容について、詳しく解説していきます。
 

1.確定年金

確定年金では、契約する際に設定した年金受取期間内であれば、被保険者の生死にかかわらず年金を受け取ることができます。
 
年金受取期間内に被保険者が死亡した場合は、遺族が残りの年金、または一時金を受け取れる仕組みとなっています。
 

2.有期年金

有期年金も確定年金と同じく、契約する際に設定した年金受取期間内は年金を受け取ることができます。
 
しかし、年金受取期間であれば被保険者の生死に関係なく年金を受け取れる確定年金とは違い、有期年金は被保険者が生存している間のみ年金を受け取ることができます。
 
つまり、有期保険では、被保険者が死亡した時点で年金受取期間が残っていても年金の支払いが終了します。
 

3.終身年金

終身年金というのは、確定年金や有期年金のように年金受取期間が設定されていません。
 
被保険者が死亡するまで、一生涯年金を受け取れる仕組みとなっています。被保険者が死亡した時点で年金の支払いが終了します。
 

個人年金保険のメリット

個人年金保険に入るメリットには「節税効果」「将来への備えができる」「死亡給付金がもらえるケースもある」ということがあります。
 
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
 

節税効果あり!個人年金保険料控除を受けられることも

個人年金保険料控除を受けるには
 
・個人年金保険税制適格特約がついていること
・年金の受取人が契約者もしくは配偶者
・年金の受取人が被保険者と同じ
・保険料の支払期間が10年以上
・年金の受取開始が60歳以降で受取期間が10年以上

という条件を満たすことが必要です。個人年金保険料控除を受ければ住民税や所得税が一定額控除されるため、節税効果も期待できます。
 

貯蓄が苦手な人でも将来への備えができる

貯蓄が苦手な人は、自分で毎月貯金して老後資金を準備するのが難しいでしょう。
 
個人年金保険を契約満了前に解約すると「解約返戻金」を受け取ることができますが、解約返戻金の金額はこれまで払ってきた保険料を下回ります。
 
半強制的にお金を積み立てる個人年金保険であれば、貯蓄が苦手な人でも確実に将来の備えができるようになります。
 

確定年金なら被保険者が死亡した場合は死亡給付金がもらえる

最初に紹介した「確定年金」「有期年金」「終身年金」のうち、確定年金であれば被保険者が死亡した場合でも遺族が死亡給付金を受け取ることができます。
 
自分が死亡した後に残された家族がいる人は、確定年金を選ぶと遺族の生活を金銭的に支えることができるのでおすすめです。
 

個人年金保険のデメリットと注意点

個人年金には「お金が大きく増えるわけではない」「損する可能性もある」「年金受取時に課税される可能性がある」というようなデメリットや注意点もあります。
 
それぞれ詳しく解説していくので、デメリットもしっかりと頭に入れておきましょう!
 

お金が大きく増えるわけではない

個人年金保険と聞いて、将来多額のお金を年金として受け取れるイメージをする人もいるかもしれません。
 
しかし、個人年金保険は利率が低く、払込保険料の総額と比べてお金が大きく増えるわけではないので注意。
 
思ったより年金がもらえない!という事態にならないためにも、契約時に将来もらえる保険金についてしっかり確認しておきましょう。
 

途中解約やインフレが起こると損をする可能性がある

個人年金保険を途中で解約すると「解約返戻金」が戻ってきます。基本的に解約返戻金はそれまでに支払った保険料の総額を下回ります。
 
また終身年金と有期年金は、年金受取期間が始まって早いうちに死亡してしまうと元本割れの可能性も。
 
さらには決まった額を年金として受け取る定額型の個人年金保険はインフレに弱く、物価が上昇すると将来受け取れる年金の価値が相対的に減ってしまうことがあります。
 
このように個人年金保険には損をするケースがいくつかあることも頭に入れておきましょう。
 

年金を受け取る際に課税される

将来受け取る個人年金保険は、雑所得に分類されます。確定申告の際に所得を出して税金を算出しますが、雑所得も所得に含まれます。
 
そのため仕事での所得や個人年金保険の利益によっては、金額は少ないかもしれませんが課税される可能性もあります。
 

保険会社の運用によっては損することも

確率は低いですが、個人年金保険を契約した保険会社が破綻する可能性もゼロではありません。
 
保険会社が破綻した場合、生命保険契約者保護機構が救済してくれます。保険契約はそのまま継続されますが、年金額が削減されてしまうことがあります。
 

自分が個人年金保険に向いているかじっくり検討してみよう

個人年金保険は大きなリターンは期待できません。しかし運用や管理は保険会社が行ってくれるため、運用に詳しくない人でも途中解約や保険会社が破綻しない限り、ある程度まとまった金額を年金として受け取れます。
 
個人年金保険がどのような保険なのかしっかりと理解して、公的年金ではカバーできない老後資金を準備しましょう!

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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