更新日: 2019.01.07 その他暮らし

写真を撮るのが大好き!ところが撮った写真がひょっとして写真を副収入にむすびつくことも?

写真を撮るのが大好き!ところが撮った写真がひょっとして写真を副収入にむすびつくことも?
「インスタグラムからハマって、写真を撮るのが好きになった」という人は今どんどん増えているんじゃないでしょうか。
 
あるいはもともと「一眼のデジタルカメラを持っていて写真が得意」という人も多いでしょう。そんな人に向いた副業があるのをご存じでしょうか? 
 
ストックフォト(素材写真)をストックフォト販売サイトに登録して販売する方法です。
 
ストックフォト販売サイトに自分の写真をいったん登録すれば、企業などにその写真が売れるたびに収入が得られるため、忙しいサラリーマンにも向いた副業です。ストックフォト販売サイトの仕組みを解説しつつ、知っておくべきポイントをご紹介していきましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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趣味を活かせる副業、でもカンタンじゃない一面も

そもそもストックフォト(素材写真)とは何でしょうか? これは、企業などがポスターやウェブサイトなどの広告に使うであろう写真をあらかじめ用意(ストック)しておくサービスのこと。そうしたストックフォトをプロカメラマンや一般の人から募集し、サイト上で販売するのがストックフォト販売サイトです。
 
ストックフォト販売サイトも玉石混淆でいろいろありますが、ここでは大手の「ピクスタ(PIXTA)」を取り上げましょう。
 
ピクスタでは、出版やTVCM、スマホアプリなどに利用できる素材(写真、イラスト、動画)を扱っており、一般の人からストックフォトを募集しています。
 
ここに自分の写真を登録し、企業などに買ってもらうことで、その販売価格の一部を収入として得られるというわけです。ちなみにストックフォトで稼げる額は人それぞれですが、ピクスタに聞くと、中には月額60万円ほど稼ぐ人もいるようです。そこまでは行かずとも、月に1万円ほど稼いでいる人は多いとのこと。
 
ただしピクスタに写真を登録する際には「審査」があります。企業などが商用で使うための写真を販売するのですから、たとえば、著作権や肖像権を侵害する写真は登録できません。
 
また、撮影が禁止されている場所が写っている写真なども売ることができません。そうしたストックフォトにふさわしくない写真は、審査で落とされてしまうのです。
 
さらに写真を登録できたとしても、「ストックフォトとして売れる写真」と「作品として優れた写真」は違います。
 
写真歴の長い人が「良い写真(作品)だ」と思って登録しても、なかなか買い手がつかないといったことは多々あるそうです。コツとしては、たとえば「企業の担当者がポスターに使うならこんな写真があると便利だろうな」など使う側の視点を持つこと。ストックフォト独特の“売れる写真”の要素を知っていくことで、売り上げを伸ばせるようです。
 

インスタ感覚!?スマホ写真を販売できるサイトも

今のピクスタの説明を読んで、「一眼カメラも持ってないから、自分には向いてない」と感じた人もいるかもしれません。どうかご安心を。もっと手軽にストックフォトを販売できるサイトもあります。
 
スマートフォンで撮った写真を販売できる「スナップマート」です。こちらはまさにインスタに投稿するような感覚で写真を販売できるスマホ写真向けのストックフォト販売サイト。もちろん肖像権や著作権などに気をつける必要はありますが、より手軽に写真を登録できます。
 
ちなみになぜスマホ写真に需要があるかというと、ネット広告などでは、プロカメラマンやモデルによって作り込まれた写真よりも、「日常で普通の人が撮っているようなリアリティのある写真」が好まれるから。ただしこちらは「ピクスタ」などと比べて、収入額は減る傾向にあるので、その点だけはご注意を。
 
このようにストックフォト販売サイトにもいろいろなタイプがあります。
 
普段、スマホやカメラで写真を撮っている人ならば、自分向きのストックフォト販売サイトを探して、趣味を活かした副業をはじめてみてはいかがでしょう。
 
Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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