従来のデリバリースタッフにはない、ウーバーイーツならではのメリット

配信日: 2018.09.28 更新日: 2019.01.07

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従来のデリバリースタッフにはない、ウーバーイーツならではのメリット
「副業」の王道といえば、配達のアルバイトですね。たとえば求人サイトなどを検索すると、飲食系のデリバリースタッフがたくさん募集されていて、都市部では時給が1100円〜1300円と比較的高めです。
 
こうした従来からある配達のアルバイトのほかに、新しいスタイルの配達員のお仕事が登場して話題となっています。都市部で大きな緑のバッグを背負って配達している人を見たことがありますか? それは「ウーバーイーツ」の配達員かもしれません。
 
FINANCIAL FIELD編集部

Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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カナダで誕生した新しいタイプのフードデリバリーサービス

「ウーバーイーツ」とは、2015年にカナダ・トロントで誕生し2016年から日本でもサービスが始まったフードデリバリーサービスです。
 
ウーバーイーツと契約した飲食店に注文が入ると、そのお店の近くにいる配達員に、専用アプリを通じて配達依頼の通知が届きます。依頼を請けた配達員はお店に行き、できあがった食事を受け取って、アプリ内のマップが示す道順をたどって依頼主のもとに行き、食事を届けます。この配達員として働くことで、収入を得ることができるのです。
 

従来のデリバリースタッフとウーバーイーツの配達員、どっちの報酬が多い?

では、従来からあるデリバリースタッフと比べて、ウーバーイーツ配達員の報酬は多いのでしょうか、少ないのでしょうか。
 
ウーバーイーツの配達員の収入は主に3つ。ひとつが「配送料」で、配達する距離によって金額が変わります。二つ目が「ブースト」。これは配達員が少ないエリアなどで配達する場合に、配送料にかけ算される倍率のことで、ブーストが高いエリアで配達をすると収入が増えます。三つ目が「インセンティブ」。雨の日などに配達をすると収入に加えられる特別報酬です。
 
実際にウーバーイーツの配達員として働いている人によると、こうした仕組みのもと、1日12時間ほど働き、15件ほど配達した場合、収入は1万3000円ほどになるとのこと。さらに雨などが降りインセンティブが加わると、収入は2万円を超えることも多いそうです。
 
先述した通り、従来からあるデリバリースタッフの時給は高いもので1300円ほど(都市部)ですから、もし12時間働いたとすると1万5600円となります。
 
ウーバーイーツ配達員の報酬と、従来からあるデリバリースタッフのアルバイト代を比べると、インセンティブがない場合はデリバリースタッフの方が上回り、インセンティブが出るとウーバーイーツの配達員の方が上回るということになりますね。
 
ただウーバーイーツは完全出来高制ですから、やり方次第で収入は大きく変わってきます。また従来からあるデリバリースタッフにもいろいろな条件のものがありますから、どちらの報酬が上か下かは一概にはいえません。しかしウーバーイーツ配達員同士で情報交換して稼ぎ方を工夫している人たちもいます。横のつながりが大事なのですね。
 
ただし、ウーバーイーツの配達員は、従来のデリバリースタッフとは大きく違うメリットがひとつあります。それが「シフトを出す必要がない」ということです。
 

従来のデリバリースタッフにはない、ウーバーイーツならではのメリット

従来のデリバリースタッフであれば、店舗に「シフト」を提出する必要があり、店長などの采配によって働く時間が決まります。そのため働く時間は、一度シフトが固まると自由がききません。
 
ところがウーバーイーツの配達員は、働きたいときは専用アプリを「オンライン」にし、配達依頼を請けられるようにすればOK。逆に働きたくないときはアプリを「オフライン」にするだけです。シフトを事前に出す必要はありません。つまり自分の好きな時間に好きなだけ働くことができるというわけですね。
 
たとえば、ビジネスマンが休みの日に一日ウーバーイーツの配達員をしてガッツリ稼ぐこともできますし、主婦がお子さんを保育園に預けた帰りに1時間だけ配達するといった働き方もできます。そのときどきのスキマ時間を利用して働けるのです。
 
このように自分の時間を使いたいように使いながら働けるというのは、本業を持つ人が行う「副業」としては、とても大きなメリットがあると考えてよいでしょう。
 
現在ウーバーイーツは、東京、横浜など首都圏のほか、大阪、京都など関西方面にもサービスエリアを広げています。ご自身がお住まいのエリアで配達員を募集しているなら、副収入を得る手段として検討する価値は、大いにあるのではないでしょうか。
 
Text:FINANCIAL FIELD編集部

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