最終更新日: 2020.10.08 公開日: 2020.10.09
暮らし

ローリングストックしていますか?みんなはどんな食料を備蓄しているの?

みなさんは日頃から防災グッズを準備していますか?地震や台風、豪雨など、年間を通じていざというときの備えは大切です。今回は災害を意識した備蓄方法のひとつである「ローリングストック」をはじめ、いざというときの食料備蓄に着目し、アンケート結果を見ていきたいと思います。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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災害対策の「ローリングストック」とは?

ここ最近耳にすることも多くなった「ローリングストック」という言葉。日頃から水や保存のきく食品などを多めに買って備蓄しつつ、賞味期限が近くなったら消費し、また買い足す……という、日常生活のなかに食料備蓄を取り入れるという考え方のことです。
 
このローリングストックという考え方は、世間一般に浸透しているのでしょうか。株式会社オレンジページが発表した、防災時の食料備蓄についての調査結果(※1)を見てみましょう。
 
【災害時に役立つ、「ローリングストック」が注目されています。この言葉を知っていますか。】

1位:知らない                  43.4%
2位:知っていて、言葉の意味も説明できる     27.0%
3位:なんとなく知っている            19.7%
4位:言葉は聞いたことあるが、意味までは知らない  9.9%
 
実際のところ、半数近くの人が言葉自体を知らないという結果に。言葉の意味まで知っている人と、なんとなく知っているけどよくわからないという人がおよそ同率という結果になりました。ローリングストックはまだまだ世間一般には浸透していないということがわかります。

災害対策の食料備蓄、どんなものをストックしている?

次に、世間の食料備蓄事情をチェックしてみましょう。
 
【災害時に使えることも考えて、ご自宅にストック(または常備)している食品をいくつでもお選びください。(複数回答)】

1位:缶詰類(ツナ缶、魚缶、トマト缶、フルーツ缶など)   84.0%
2位:水、ペットボトルの飲料                82.7%
3位:乾麺(調理が必要なうどん、そうめん、そば、パスタ)  73.1%
4位:レトルト食品(おかゆ、カレー、パスタソース類)    72.8%
5位:インスタントラーメン、カップめん(うどん、焼きそば) 69.7%
 
もっとも多かったのが缶詰類でした。その次に、生きていくうえで欠かせない飲料が入りました。とにかく手軽にしっかりおなかを満たせるものをストックしている人が多いということがわかります。では、おなかを満たす以外の食品の備蓄はどのようになっているのでしょうか。
 
【お腹を満たす食品のほかに、「健康を維持する」ための飲食物で、災害時にも使えることを考えて、ご自宅にストック(または常備)しているものをいくつでもお選びください。(複数回答)】

1位:何も用意していない    48.3%
2位:野菜ジュース       26.1%
3位:ビタミン剤・サプリメント 21.7%
4位:栄養補助食品       21.1%
5位:粉末青汁         12.2%
 
半数近くの人は、特に用意をしていないようです。災害時には野菜やフルーツが不足しがちですので、手軽に野菜成分やビタミン・ミネラル・食物繊維などを補えるものを常備しておくと安心かもしれません。そういった意味で、保存のきく野菜ジュースやサプリメント、栄養補助食品に粉末青汁といったものが合っているということでしょうか。

必要な食料ストックの想定額は?

災害対策の食料ストックは、家族人数×3日分が望ましいとされています。世間の備蓄量はどうなっているのでしょうか。
 
【あなたの家には現在、家族人数×3日分の食料ストックがあると思いますか。】

1位:やや足りない 28.0%
2位:たぶんある  26.3%
3位:足りない   25.0%
4位:ある     20.7%
 
「ある」「たぶんある」と回答した人は47%、「足りない」「やや足りない」と回答した人は53%でした。足りないと感じている人のほうがわずかに多いようです。さて、家族人数×3日分の食料ストックというと、一体いくらくらいになるのでしょうか。
 
総務省統計局の家計調査(※2)によると、二人以上世帯のひと月の食費は平均7万5258円とのこと。ここから「菓子類 6027円」「酒類 3184円」「外食 1万2726円」を引くと、食材費にあたる金額は平均5万3321円になります。これを世帯人員の平均2.97人で割ると、一人あたりのひと月の食費はおよそ1万7953円。さらにそれを30で割ると、「一人あたりの1日分の食費はおよそ600円」ということに。
 
ですので、単純計算で、例えば3人家族の3日分の食費は、5400円が目安になります。災害時のストレス対策としてお菓子などの嗜好品をストックしておきたいという場合は、これとは別に予算を組んだほうがよさそうですね。
 
地球温暖化の影響もあり、わたしたちの予期せぬ自然災害も起こりうる現代。日頃から備蓄の意識を高め、ローリングストックなどでうまく消費・買い足しをし、いざというときに困らないための準備を進めておきたいですね。
 
[出典]
※1 株式会社オレンジページ「防災時の食料備蓄」(@Press ソーシャルワイヤー株式会社)
※2 総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2019年(令和元年)」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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