公開日: 2020.11.16 暮らし

コロナ禍で健康への意識が高まる。健康に投資するようになった人が6割

新型コロナウイルス感染症の流行により、以前より健康に気を遣うようになりました。手洗いうがいなどの他、免疫力アップのためにバランスのとれた食事やサプリメント、特定保健用食品(トクホ)などを取り入れている人もいるのではないでしょうか。
 
総務省統計局の家計調査(※1)によると、「健康保持用摂取品」[栄養成分の補給など、健康増進のために用いる食品で、錠剤、カプセル、顆粒状、粉末状、粒状、液(エキス)状など通常の医薬品に類似する形態をとるもの。※2]の2019年の平均支出金額は1万3335円。
 
年代が高いほど支出金額が高く、70代では1万9521円も使っていることがわかりました。一番低い20代の2872円と比べると、約7倍になります。
 
新型コロナ流行前でも、みんなはけっこうトクホやサプリメントにお金を使っていたのですね。新型コロナ流行により、自らの健康に対する意識がさらに高まったという声を聞きますが、実際はどうなのでしょうか?
 
サントリー食品インターナショナル株式会社では、「ウェルビーイング トレンドサーベイ」を実施しました(※3)。新しい生活様式における健康への意識や行動変化について聞いていますので、結果を見ていきましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

詳細はこちら
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

詳細はこちら

コロナ禍で健康への意識が高まる。6割が健康に投資するように

コロナ禍によって生活に変化があったと感じていることを聞いたところ、1位は「ストレスが増えた」(70.3%)、2位「栄養バランスが改善した」(66.4%)、3位「健康に投資するようになった」(61.9%)となりました。
 
感染予防や外出自粛でストレスを感じる一方で、免疫を上げるために食事に気を使ったり、健康によいモノやコトに費用をかけるようになったことがわかりました。
 
また、健康に関する意識に変化があったかを聞いたところ、「健康リスクは誰にでも起こりえると思うようになった」(64.3%)、「日頃から、病気にかかりにくい身体づくりが大切だと思うようになった」(62.3%)と、健康に対する意識が高まっていることがわかります。
 

テレワークしている人のほうがしていない人より健康意識が強くなった

コロナ禍で対策していることについて聞くと、「筋トレ・筋肉量アップ」が27.4%でトップでした。外出自粛やテレワークで運動不足や筋力低下を感じる人が多いようです。
 
また、コロナ太りで「ダイエット(減量)」(20.8%)が続きました。対策をしている理由としては、「見た目の維持・改善のため」よりも「健康のベースアップのため」のほうが高くなりました。
 
コロナ禍でテレワークが増加したことがどのような影響を与えているかを見たところ、テレワークを行う人のほうが、より健康意識が強くなっていることがわかりました。
 
テレワーク実施者のほうが実施していない人より「飲みすぎ・食べ過ぎに注意している」(49.0%)、「健康的な筋肉量を保つように気をつける」(34.7%)、「ダイエットに気を遣っている」(29.1%)の項目で10ポイント以上高くなりました。
 
通勤がなくなったことで、運動不足を感じるようになった人も多いと思います。目に見て筋力が落ちたり、体重が増加するなどで、より健康に気を配るようになったと思われます。
 

トクホ・機能性表示飲料をよく飲む人は健康行動を習慣化する人が多い

「特定保健用食品(トクホ)」(※4)とは、有効性、安全性などの科学的根拠を示して、国の審査のもとに消費者庁の許可を受けた食品です。体脂肪を減らす、血圧を下げる手助けをするお茶など、いろいろありますね。トクホ・機能性表示飲料の飲用頻度を見ると、1週間当たり平均1.95回となっています。
 
週1回以上の頻度でトクホ・機能性表示飲料を飲んでいる人は、健康のために何かしらの行動を習慣的、あるいはときどき行っている人の割合が84.3%と、全体と比べて14.6ポイント高い結果となりました。
 
また、健康行動が習慣化している人は、全体では36.5%にとどまったのに対し、週1回以上の頻度でトクホ・機能性表示飲料を飲んでいる人では45.6%と半数近くにのぼります。
 
また、トクホ飲料飲用後の変化としては「定期的に運動をする」「体重や体脂肪を気にする」「歩数を記録」「ストレスを溜めない」が他の飲料カテゴリーよりも高い傾向でした。機能性表示飲料飲用後の変化では、「普段の食生活を気にする」「少しでも多く歩く」「病気について調べる」が高い結果となりました。
 
コロナ禍で健康への意識が高まりましたが、健康行動を習慣化することが重要です。まずは散歩など簡単にできることから始めて、継続したいものですね。
 
[出典]
※1:総務省統計局 家計調査「2019年世帯主の年齢階級別1世帯当たり支出金額,購入数量及び平均価格」
※2:総務省統計局 「健康に関連する食品等への支出」
※3: サントリー食品インターナショナル株式会社「サントリー100年ライフ プロジェクト ウェルビーイング トレンドサーベイ2020」(株式会社 PR TIMES)
※4:消費者庁「特定保健用食品とは」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

関連記事

シニアは健康を保つのにいくら使っている? シニアのヘルスケア事情
医療費の高騰に健康保険は耐えられるか!?
女性の平均寿命と健康寿命の差は12.35歳! 老後に備えて、どう年金を増やす?
 



▲PAGETOP