最終更新日: 2020.11.19 公開日: 2020.11.21
暮らし

入居後の家賃交渉、成功率は?成功した人はどれくらい安くできた?

毎月の生活費に頭を悩ませている人も少なくないかと思います。なかでも、まとまった出費になるのが家賃ではないでしょうか。
 
家賃を決めるのは大家さんですが、もし安くなるのであれば交渉にチャレンジしてみたいですよね。
 
そこで今回は、実際に家賃交渉をして家賃を安くすることができるのかどうか、株式会社ジャストイットが発表した「家賃交渉の内容」についてアンケート調査結果(※)を見ていきます。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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家賃交渉に成功した人と失敗した人の違いは?

この調査は、マンション入居後に家賃交渉を行ったことがある人を対象に行われたもの。まず、成功率からチェックしてみましょう。
 
【入居後の家賃交渉に成功しましたか?】
・成功した       55.0%
・成功した(条件付き) 16.4%
・失敗した       28.6%
 
成功率は、なんと70%超! かなりの割合で家賃交渉に成功している人がいることがわかります。
 
ただ、やみくもに家賃の値下げをお願いしても、受け入れてもらえる可能性は低いかもしれません。どのような理由で家賃交渉を行う人が多いのでしょうか。
 
【家賃交渉をした理由は?】
1位:家賃の支払いが厳しい    29%
2位:他の部屋より高かった    16%
3位:相場より高く感じた     12%
4位:部屋に不具合があった    11%
4位:住環境に不満があった    11%
6位:入居時に聞いた条件と違った  6%
7位:賃上げの予告があった     5%
8位:周囲に勧められた       4%
8位:固定費を抑えたかった     4%
 
もっとも多かったのが、「家賃の支払いが厳しい」という素直な理由でした。素直な申し出に情けをかけてくれる大家さんも少なくないようです。このご時世、消費増税や新型コロナウイルス感染症拡大の影響により家賃に回せるお金が少なくなり、家賃交渉せざるを得なかった人も多いのかもしれません。
 
また、「他の部屋より高かった」「相場より高く感じた」といった鋭いツッコミ系や、「部屋に不具合があった」「住環境に不満があった」「入居時に聞いた条件と違った」といった比較的交渉に持ち込みやすい理由も。
 
さて、一方で、家賃交渉に失敗してしまった人の意見を見てみましょう。
 
【家賃交渉を断られた理由は?】
1位:値下げする理由がない   35%
2位:家賃は契約時に決まる   25%
3位:一戸だけ値下げはできない 18%
4位:はぐらかされた       8%
5位:入居時に値下げした     5%
5位:もともと安い        5%
5位:他の部屋より条件が良い   5%
 
大家さんもボランティアで部屋を貸しているわけではないため、むやみに家賃を下げるわけにもいきません。比較的人気の物件であれば、「家賃が払えないなら退去してほしい」といわれてしまう可能性も大いにあります。
また、家賃についてはそもそも契約時に決まっているため、その契約書をひっくり返せるくらいの理由がないと応じてくれないというのも納得ですね。
 
家賃交渉を成功させるには、契約以上の確固たる理由が必要ということがわかります。
 

家賃交渉で値引きされた金額は●●円

では、実際家賃交渉でどれくらい安くできるのでしょうか。
 
【家賃交渉後いくら値引きされましたか?】
1位:1000~5000円  51%
2位:6000~1万円  32%
3位:1万6000~2万円  8%
4位:その他       5%
5位:2万6000~3万円  2%
 
およそ半数の人が、「1000~5000円」と回答しています。5000円値引きされた場合、1年で考えると最大で6万円も安くなるのですから、長い目で見ると家計が助かるのは間違いなさそうです。そしておよそ3割の人は、「6000~1万円」という値引きも。ここまで来ると、毎月の出費の印象もだいぶ変わります。
 
同調査によると、2万円以上の値引きともなると、住環境の悪さや部屋の不具合が理由なことがほとんどとのこと。ささいなことでも我慢せずに、まずは交渉前提で大家さんに相談してみるのがいいのかもしれません。
 

家賃交渉のコツ&その後の大家さんとの関係は?

いざ交渉となると、その後の大家さんとの関係が悪くならないかと不安になるもの。実際に家賃交渉をしたことのある人たちは、どのようにしているのでしょうか。
 
【家賃交渉後の大家さんとの関係は?】
・変わらない    91.4%
・関係が良くなった  6.4%
・関係が悪くなった  2.1%
 
なんと、9割以上の人が変わらないと回答しています。これは朗報ではないでしょうか。関係が良くなったという人よりも、関係が悪くなったという人のほうが少ないという事実もありますし、家賃交渉したからといってギスギスするようなことはほぼないといってもいいのではないでしょうか。
 
最後に、家賃交渉のコツを見てみましょう。
 
【家賃交渉するときのコツ】
1位:交渉する前に情報収集  34%
2位:控えめな態度で交渉する 23%
3位:大家さんと関係を築く  12%
4位:他の人を味方につける  10%
5位:強気で交渉する      8%
 
TOP5はこのとおり。やはりまずは、同じマンション内の物件の家賃を調べるなど、情報収集をしっかり行っておくことがポイントのようです。さらに、日頃から大家さんといい関係を築いておき、控えめな態度であくまで相談・お願いといった姿勢で交渉を持ちかけるのもコツのようです。
 
また、なかには不動産会社や管理会社から交渉してもらったという人も。直接交渉すると角が立つのではと不安な人は、このように第三者を味方につけて交渉を進めてもらうのも手かもしれません。
 
まとめると、理不尽な理由ではなく、「これは値下げせざるを得ない」と思わせるような理由で丁寧に相談してみるのが、家賃交渉成功の基本といえそうです。
 
みなさんも、家賃交渉に挑む際はぜひ参考にしてみてください。
 
[出典]
※株式会社ジャストイット「【マンション入居後に家賃交渉した140人に調査】家賃交渉の成功率71%」(株式会社 PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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